【即効性あり!】デスクワークによる脚のむくみにおすすめのストレッチ3選
デスクワークが続くことによって起こる身体のお悩みは様々。その代表が脚のむくみかもしれません。今回はデスクワークによる脚のむくみに即効性のあるストレッチをご紹介します。
なぜ、デスクワークをしていると脚がむくんでしまうのか?
脚がむくんでしまうのにはいくつか理由がありますが
原因1)常に座っている姿勢が続くと股関節が圧迫され、鼠蹊(そけい)リンパが滞ってしまう
椅子に座っている=股関節が屈曲している状態です。その姿勢が長時間続くと足の老廃物を外に出す役割をしている鼠蹊リンパが圧迫され、脚がむくんでしまいます。
原因2)腸腰筋が収縮し硬くなることで血流が悪くなる
長時間同じ姿勢を続けていると、どうしても使う筋肉の偏りが出てきてしまいます。デスクワークで気をつけなければいけないのは、上半身と下半身をつなぐ役割をしている腸腰筋です。腸腰筋が常に収縮した状態で硬くなってしまっているケースが多いので、こまめにストレッチすることで、できるだけ柔軟性のある状態を保ちましょう。
デスクワークによる脚のむくみに速攻効くストレッチ3選
脚のむくみ解消のためには鼠蹊リンパと腸腰筋の詰まりを解消するのが一番です。今回は股関節を重点的にストレッチする方法を3つご紹介します。
鼠蹊リンパを開く
<やり方>
1)正座の姿勢から、片足を真後ろに伸ばす
2)重心を伸ばしている足の方に傾ける
3)息を吐きながら、曲げている足の方に振り向くようにして5呼吸くらいホールド
4)息を吸いながら上半身を正面に戻し、足を入れ替えて反対側も行う
腸腰筋を伸ばす
腸腰筋は、その名の通り腸から腰にかけて繋がっている深部の筋肉です。深部にあるためマッサージなどではほぐしにくい部分です。ストレッチすることで柔らかくしましょう。
<やり方>
1)四つ這いの姿勢から片足を前に出す
2)両方の足で地面を押し、安定したら息を吸いながら上半身を起こす
3)両手で前の膝を押し出し、膝を肩を遠ざける意識で伸ばしている脚の方の腸腰筋をストレッチする。余裕があれば、後ろの膝を曲げて足先を掴み、踵を引き寄せるとさらにストレッチが深まる
4)脚を入れ替えて、反対側も行う
太ももをストレッチする
脚のむくみに効果的なのが大きい筋肉をストレッチすること。脚の中でも太ももはとても大きな筋肉なので、しっかりケアすることで血流が良くなります。
<やり方>
1)マットの前の方で片足をわり座にし、反対足は膝を外側に、踵を割り座している膝の上に乗せる
2)息を吐きながら、ゆっくり上半身を後ろに倒し、肘をつく。さらにストレッチを深めたい時は、そのまま頭まで下ろし呼吸を繰り返す
3))一度上半身を起こして、足を入れ替え、反対側の同様に行う
▼ 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼
AUTHOR
魚澄トモ
ヨガ講師・アーユルヴェーダセラピスト・グラフィックデザイナー。20代にデザイナーとして長時間のデクスワークが続き、身体を壊したことで、30代にヨガと出会う。ヨガで体調が良くなっただけでなく、それまで何をしても治らなかったO脚が改善し、気にしていた下半身が自然にスッキリ、更に精神的な豊かさも感じられるヨガに魅了されヨガ講師として活動開始。40代でアーユルヴェーダのを深く学び、体質別の食生活アドバイスを踏まえたストレスフリーのダイエットメソッドを考案。キレイに痩せるをテーマにダイエットヨガを発信している。
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