【股関節の詰まりに】股関節の不快な症状を解消!全然難しくない&痛くない〈腸骨筋ほぐし〉

 【股関節の詰まりに】股関節の不快な症状を解消!全然難しくない&痛くない〈腸骨筋ほぐし〉
photoAC

股関節に詰まりがあり、股関節を曲げにくかったりあぐらをかきにくかったりしませんか?腸骨筋をほぐすことで詰まりが解消されて、股関節を動かしやすくなる可能性がありますよ。

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腸骨筋とは

腸腰筋 イラスト
イラストAC

腸骨筋とは、骨盤を構成する腸骨の内側から太ももの骨の内側につく筋肉です。股関節の重要なインナーマッスルである腸腰筋は、この腸骨筋と大腰筋、半数の人は消滅しているといわれている小腰筋の総称です。
腸骨筋は内臓への衝撃を和らげ、股関節を曲げる働き(股関節屈曲)、外に回旋させる働き(股関節外旋)があります。しっかり脚を上げて歩く時や姿勢の維持に貢献しており、特に坂を上ったり、階段を上がる際に強く働きます。

腸骨筋が硬くなるデメリット

腸骨筋が硬くなると、股関節を曲げた際に詰まりを感じる、あぐらの姿勢がとりにくくなるなど、股関節まわりの不快な症状が出やすくなってしまいます。前述したような坂を上がる動作や階段を上がる動作が辛い人、きつい人はただ運動不足なだけではなく、腸骨筋が弱化していたり硬くなったりしているかもしれません。

股関節の不快な症状があると日常動作が億劫になってしまい、それがさらに腸骨筋の硬さを助長していきます。腸骨筋が硬くなると外モモも張ってくるため、股関節まわりの筋バランスが乱れ、レッグラインも崩れてしまいます。

しかし、股関節に詰まりがあるのに無理をして動かすのも良くありません。動かす前に、腸骨筋をほぐして詰まりをなくしておくのが先です。あぐらが取りにくい人も、股関節がほぐれてあぐらもしやすくなりますよ。

腸骨筋ほぐしのやり方

腸骨筋ほぐし
イラストAC × photo by Yukari Takayama

腰骨と言われる骨盤の左右の出っ張りの内側に手の4本指を入れこみ、優しくもむ。骨に沿うように手の位置を少しずつずらして30秒程度もみほぐす。この際、お腹の力は抜いておく。

 詳しいやり方を動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼

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AUTHOR

高山ゆかり

高山ゆかり

ヨガインストラクター。【姿勢と自律神経を整え健やかに】 をコンセプトに活動。長年の運動不足により体調を崩したことをきっかけにヨガを始める。ヨガに筋膜リリース、ピラティスを取り入れることで硬かった体がほぐれ、インストラクターの資格取得に至る。福岡市内のスタジオ、自宅にてヨガレッスンを行う。RYT200/チェアヨガ/ピラティスインストラクター/アロマテラピー検定1級。プライベートでは2児の母。



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