年齢とともに感じる【股関節の詰まり】を2ポーズで解消! 運動不足・姿勢改善もできるほぐしエクサ
「腰まわりがすっきりしない」「脚が重い」など股関節が詰まった感覚を持っている人いませんか? それは股関節まわりの筋肉の硬さが原因かもしれません。運動不足解消にも最適! 股関節まわりの筋肉ほぐしを行いましょう。
股関節のつまり感は筋肉の硬さが原因?
股関節のつまり感、重さや硬さといった違和感はなぜ起こるのでしょうか。
股関節は、太ももの骨(大腿骨)の先端、球状の部分が骨盤のくぼみにはまっている球関節であり、脚を様々な方向に動かすことができます。しかしながらこの股関節を支えている股関節まわりの筋肉が硬いと、動きが制限されてつまり感が起こると考えられます。
長時間座りっぱなしや立ちっぱなし、運動不足、筋力低下など、普段の生活で思い当たるものがある人は、それが股関まわりの筋肉の硬さを引き起こす原因となっているのかもしれません。
股関節をほぐすメリット
上半身と下半身を繋ぐ股関節は、日常のあらゆる動作で使われています。股関節をほぐすことによってたくさんの効果が期待できます。
・股関節のつまり感解消
・股関節痛、腰痛予防
・姿勢の改善
・下半身の血行促進
・冷えやむくみの解消
・脚の形を整える
股関節のつまり感を解消するほぐしエクサ
股関節まわりの筋肉をほぐして違和感の軽減を目指しましょう。呼吸を止めずに、1つの動きを30秒目安で行ってください。
①四つん這いから右脚を前に出し、両手の間に踏み込みます。この時、右膝が90度になるように曲げましょう。
②余裕があれば左脚を少し後ろに引き、左脚の付け根を心地よく伸ばします。
③両手を右太ももに添えて上半身を起こします。ゆっくり腰を落とし左脚の付け根を伸ばします。
④ゆっくりと両手を床につけて四つん這いに戻り、反対脚も同様に行います。
⑤まっすぐ立ち、両脚を肩幅の1.5倍~2倍ほどに広げます。四股踏みのように腰を軽く真下に落とし、膝とつま先をそれぞれ斜め外側に開きます。
⑥背中を伸ばし、息を吐きながらさらに腰を落として股関節まわりをストレッチします。呼吸を止めずに軽く上下や左右にゆすります。
動画でポイントを確認しながらほぐしたい方はこちら
AUTHOR
小野田貴代
ヨガインストラクター・ベビーマッサージセラピスト。学生時代にヨガに出会い、ヨガインストラクター養成講師を経て現在はオンラインを中心に活動。誰もが取り組みやすい、日常に活かすヨガを幅広く伝えている。CM等のメディア監修や健康コラム執筆、 FMラジオパーソナリティとしても活動。初心者から自分のペースで楽しめる「たかヨガ」もYouTubeで配信中。
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