ガチガチ股関節の原因は内ももにあり?椅子を使うから簡単で安心!動きながらほぐす内転筋ストレッチ

 ガチガチ股関節の原因は内ももにあり?椅子を使うから簡単で安心!動きながらほぐす内転筋ストレッチ
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須藤玲子
須藤玲子
2023-07-09

運動不足や加齢とともに股関節が硬くなり、気づいたらガチガチ…。もしかしたら、それは内転筋の硬さが原因かもしれません。今回は、体が硬い人や筋力の衰えを実感している人でも無理なくできる、椅子を支えに使って行う内転筋ストレッチのご紹介です。

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内転筋が硬くなるとどうなる?

内転筋とは、太ももの内側にある筋肉。「大内転筋」「長内転筋」「短内転筋」「恥骨筋」「薄筋」の総称です。

内転筋群
イラストAC

内転筋は、骨盤を安定させて綺麗な姿勢を保ち、腰や膝の不調が起きないようにサポートするなど、需要な働きをする筋肉です。
股関節につながっているため、硬くなると可動域が狭くなり、運動のパフォーマンスが落ちるだけでなく、見た目や日常の動きにも影響が出ることもあります。
例えば、姿勢が乱れることで上半身の凝りや不調を引き起こしたり、老けて見えてしまったり。歩行や軽く走っただけでも腰や膝に痛みや違和感を覚えたり、椅子から立ち上がるだけなのにきつく感じたりすることもあるのです…。

内転筋を動かしながらほぐす!椅子を使った簡単ストレッチ

今回のストレッチは、股関節まわりを動かしながら硬くなった内転筋をほぐす、動的ストレッチです。体を支えるツールとして椅子を使うので、体が硬くてストレッチが苦手な人にもおすすめです。

やり方

1.椅子の座面に手をつき、つま先を外側に向けて脚を大きく開いて立つ。背骨を伸ばし、お腹を軽く引き込んでおく。

椅子を使った内転筋ストレッチ
Photo by Reiko Sudo

2.左膝を曲げて腰を落とし、右の内腿(内転筋)を伸ばす

椅子に手をついて脚を広げ片膝を曲げて腰を落とす内転筋ストレッチ
Photo by Reiko Sudo

3.両膝を伸ばし、脚を入れ替えて反対側も同様に行う

4.左右交互に、膝の曲げ伸ばしを10回程度繰り返す
 

ポイント

膝を曲げるときは、つま先と膝の向きをそろえます。内側に入らないように股関節を開きながらしっかり踏み込みましょう。
膝の角度を調節し、無理のない範囲で深めます。心地よい呼吸と共に、股関節や内腿に意識を向けながら、テンポよくしなやかなに動き続けましょう!

内転筋の柔軟性が高まると、股関節を動かしやすくなるので、まわりの筋肉もしっかり使えるようになります。
筋肉が鍛えられることで血流も改善され下半身全体の巡りもよくなります。むくみが気になる人にもおすすめのストレッチです。無理をせず、自分のペースでやってみましょう。

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AUTHOR

須藤玲子

須藤玲子

2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。



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