【股関節のツライ不調改善・内もも痩せが同時に叶う】安全に行うための姿勢がカギ「内転筋ストレッチ」

 【股関節のツライ不調改善・内もも痩せが同時に叶う】安全に行うための姿勢がカギ「内転筋ストレッチ」
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yun
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2022-02-23

日常生活の中で使うことの少ない、内ももの筋肉。硬くなってしまうと、腰痛や見た目にも影響します。ご自宅でできるストレッチのご紹介です。

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股関節とは

股関節は両脚の付け根にあり、骨盤と大腿骨(だいたいこつ)が組み合わさった部分、上半身と脚をつなぎ、体を支える大切な関節です。

股関節
イラストAC

股関節には靭帯や筋肉が数多く付いており、様々な方向に脚を動かしたり、回旋させたり、身体を屈曲させたりする関節で、日常生活での動作をスムーズにしてくれています。その分、受ける負担も大きくなるため、不調を感じやすい箇所とも言えます。股関節の不調をそのままにしてしまうことで、腰痛を引き起こしたり、痩せにくい身体になってしまったりなどの原因にもなります。

股関節を支える筋肉はたくさんありますが、今回は内ももの筋肉、内転筋群にスポットを当てていきます。

内転筋群とは

内転筋群とは…恥骨筋、「恥骨筋、短内転筋、長内転筋、大内転筋、小内転筋、薄筋」の総称です。

内転筋
イラストAC

骨盤を安定させる、歩行時にバランスを保つ、など日常生活を送るうえで大切な役割があります。しかし、日常ではあまり使われない筋肉です。

内転筋にかかわらずですが、筋肉は使いすぎても使わな過ぎても硬くなってしまいます。
内転筋の場合、多くは姿勢の問題、長時間立ちっぱなしでいること、座りっぱなしでいること、運動不足、などの生活習慣によって硬くなってしまいます。

衰えたり、硬くなったりしてしまうと股関節の動きが悪くなり、痛みに繋がることも。
また、太腿がたるんできたり、姿勢が悪くなることにより、腰痛や猫背、肩こりなどを引き起こす原因にもなります。

内転筋を柔らかくするメリット

・内ももの引き締め

内もものたるみが気になる方には、内転筋のストレッチが効果的です。
内転筋をストレッチすることで内ももの血流の流れがよくなり、脂肪の燃焼・引き締め効果が期待できます。
また、継続的にストレッチを行うことで全身の血流、代謝もアップしてダイエット効果にもつながります。

・腰痛善効果

股関節が柔軟になり動きがよくなると、腰への負担が軽減されます。
長年の腰痛が内転筋のストレッチで改善するということもあります。

・リンパ・血流の流れが良くなり冷え性解消

脚のつけ根にはリンパ節があります。内転筋が硬く股関節の動きが悪いと、リンパの流れや血流も悪くなってしまいます。内転筋のストレッチにより股関節周りがほぐれることで、リンパ・血流の流れが改善し、脚の冷えや浮腫みといった悩みが解消されます。

内転筋ストレッチ

内転筋をストレッチする方法をお伝えします。

①膝立ちの姿勢から、片脚を横に出し、踏み込む。

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※踵はなるべくあげない

②内ももが伸びているのを感じられるところまで。

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※上半身が前に流れやすいのでまっすぐを意識する。

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※横から見たときに膝の位置が前にきたり、腰が反ったりしやすいので骨盤を立たせて行いましょう。

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③さらに深められる方は足の内側に手をつき、

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④上の手を頭の方へ伸ばす。

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※呼吸は止めずに行いましょう。反対側も行います。

ご自宅で簡単にトライできますので、ぜひ試してみてくださいね。

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AUTHOR

yun

yun

元々、前屈は膝に届かず、運動は苦手。しかしヨガをするほど体は柔軟に。深めるほど心も柔軟になっていくことを実感◎固定概念に囚われていた自分とはサヨウナラ!考え方が180度変化し、自分のことが好きでいられるように。モットーは「ヨガのハードルを低くする。」柔らかなレッスンを心がけている。前職は幼稚園の先生。この経験を活かしベビーマッサージ講師も務める。ただの触れ合い遊びではない、体と心と脳の成長を促す、ベビーマッサージについての講座も開催している。



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