年齢より上に見られる…“老け見え”の原因はガチガチ股関節にあり？ゴロゴロするだけ簡単股関節ほぐし

股関節が硬さが“老け見え”の原因に？

骨盤のくぼみに太腿の骨がはまり込むようにして構成されている股関節。体の中で大きな可動域を持つ股関節は、毎日の生活で大活躍！立つ、座る、歩く、階段を昇り降りする…そしてもちろんヨガや運動をする時も、股関節の動きがとても大切です。

けれどネット社会となった現代では、体を動かす機会は減る一方…。すると股関節まわりが本来の柔軟性を失い、ガチガチに硬くなってしまうことも少なくありません。さて、股関節まわりが硬くなると、いったいなぜ“老け見え”してしまうのでしょう？

膝下ちょこちょこ歩きになる

皆さん、ご自身の歩き方を日常的に意識していますか？膝下だけを動かして歩いている方は要注意です。大股でさっそうと歩く方が若々しく見える一方、小股で体の動きが少ないちょこちょこ歩きは“老け見え”の原因に！実は股関節が硬くなっていると脚を大きく前後に動かせなくなってくるので、無意識に歩幅が狭くなってしまうのです。

膝や腰が痛くなりやすい

「膝や腰が痛くなりやすくて…立ち上がる時“どっこいしょ！”の掛け声がかかせない」という“動作老け見え“。一因として股関節が硬くなっていることが考えられます。例えばもしヨガポーズを行う時、股関節がガチガチで動かしにくかったとしたら…？体がなんとかバランスをとろうとするため、股関節の下にある膝、または股関節の上にある腰椎にねじれや負荷がかかり、違和感が生まれやすくなるのです。

シミやクマの目立つ疲れ顔になる

肌のターンオーバーが乱れてシミができやすくなったり、目の下に青黒いクマが目立ってきたり…。こんな疲れ顔はどうしても“老け見え”しやすいですよね。原因としては血行不良が挙げられます。特に股関節が硬くなっていると、上半身と下半身を繋ぐ血流が滞ってきてしまいます。全身にしっかり血を巡らせる為には、股関節まわりをほぐし意識的に動かしていきましょう。

ゴロゴロするだけ！簡単股関節ほぐし

ガチガチ股関節を卒業するには、まず股関節まわりの筋肉をほぐすことが大切です。特にお尻の筋肉をほぐすと、ぐんと股関節の動きがよくなってきますよ。今回はゴロゴロするだけでお尻をふわふわにほぐす簡単な方法をご紹介します。テニスボールなどを使ってほぐす方法もありますが、ガチガチに硬くなった筋肉には刺激が強すぎる場合も。まずは優しいほぐしから始めてみましょう。

やり方

1.あお向け／膝を立てる

2.左手をお尻のきわに置く

3.膝を左にゆらゆら揺らす

4.反対側も同様に行う