【垂れ尻がきゅっと引きあがる】ハムストリングを強化「簡単美尻エクササイズ」
年々下がりやすいお尻の位置。お尻が下がると脚が短く見えてしまったり、下半身がもたついた印象になってしまいます。お尻を引き上げるには、お尻の筋肉そのものにアプローチすることももちろんですが、もうひとつ欠かせないポイントがあります。今回は垂れ尻の対策方法と簡単なエクササイズをご紹介します。
垂れ尻対策のポイントは「ハムストリング」にあり
ハムストリングとはお尻の下部から膝裏にかけて存在する、複数の筋肉の総称です。お尻のすぐ下にあり、お尻の筋肉である臀筋をサポートする働きがあります。また、ハムストリングは股関節の動きにも深く関わっていて、歩いたり骨盤を安定させたりと日常生活において欠かせない役目を果たしています。
このハムストリングが衰えると、お尻が垂れやすくなるほか、骨盤の安定が失われて腰周りに負担がかかったり、疲れやすくなったりします。自分から見えにくい部分なので見逃しがちな筋肉ですが、しっかり使えるようにしておきたい筋肉です。
ハムストリングが衰える原因とは…
大きな原因の一つは「加齢による筋力の低下」です。年齢を重ねると下半身の筋力が衰えやすくなるため、ハムストリングの筋力も自然と低下します。また、デスクワークなどで座っている時間が長時間続く場合も、下半身の筋肉を使う機会が少ないため衰えやすくなります。自重によるトレーニングでも十分に補うことができますので、日頃から筋肉を使う習慣をつけるとよいでしょう。
キュッと引き上げ!ハムストリングを鍛えて桃尻メイク
①両足を腰幅程度に開いて立ちます。軽く膝を曲げて股関節を後ろへ引き込みます。手は腰に添えてください。この時に膝がつま先より前へ飛び出ないように、お尻を後ろへ突き出すイメージでかかとの方へ体重を乗せましょう。
②右足のかかとに体重を乗せたまま、左足を後ろへ蹴り上げます。きちんとかかとに体重を乗っていると、右のもも裏にじわじわと効いている感覚を感じることができます。もし前ももが張る感覚がある場合は、膝が前へ飛び出ていないか確認してみてください。
③右のもも裏に効いているのを感じながら、左のつま先を後ろへゆっくりと床へつけます。右のかかとに体重を乗せたまま左足を元の位置へ戻してましょう。この前後の動きをゆっくりと繰り返します。片側10回程度行い、反対側も同様に行ってください。
AUTHOR
HINACO
東京都出身。20代に入った頃、自身のことを気にかけていなかった生活から、ヨガを通して身体やマインドの変化を感じるようになり、オアフ島へ渡ってヨガの学びを深める。毎朝マインドフルネス瞑想やヨガを実践し、日々探究。“今“ある自分を最大限体験するようなヨガ、マインドフルネスを伝えている。(2021年ヨガフェスタ講師/マイプロテインヨガ講師/TODAYヨガスタジオにてレッスン開催中)
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