浮き輪肉解消だけじゃない、肩こり&腰痛も軽くなる「座ってひねるストレッチ」【椅子に座ってできる】
1日のほとんどの時間を座りっぱなしで過ごしていませんか?ずっと同じ椅子に座っていると、座りにくさを感じたり、体の疲れや肩こり、腰痛を感じている人も多いかもしれません。そこで今日はデスクワークの合間にもできるおすすめの椅子ストレッチをご紹介します。肩こり、腰痛を解消できるだけでなく、腰の浮き輪につくお肉も引き締めることができる、一石三鳥のストレッチです。
長時間の座りっぱなしが体にこたえる理由
1日のほとんどの時間を座って過ごしているとなぜ疲れるのでしょうか?
体を動かさないことで血流が悪くなる、筋肉を動かさないから、など様々な理由があると思います。
今日は座り姿勢に着目したいと思います。長時間座っていると、どうしても背骨の形が歪んできます。
骨盤が後ろに傾いて、後ろに反り返りたくなるタイプ。骨盤が前に傾いて、腰が反って猫背になるタイプ。左右に寄りかかるように座るタイプなど人によって様々な姿勢のタイプに分かれますが、背骨の形の歪みが誰しも起こっているのです。
背骨の形が歪むと、重力をうまく受け止めきれないため、腰や肩、背中などその人の弱い部分により負担がかかります。
肩こりや首こり、腰痛などの不調や腰にお肉がついたり下腹がぽっこり出たりとシルエットに影響することもあります。
これらの影響を緩和するためには、長時間座っている時に背骨の形をいかに整えてあげるかが大事なのです。
今日紹介するストレッチは背骨を立ててひねることで、縮みやすい胸や腰をストレッチします。
胸と腰にアプローチすることで、背骨はより良い形をキープできますし、不快なコリを解消することができます。
息を吐きながらじっくりとストレッチしてみてください。デスクワークの合間に癖づけることで、確実に座りやすく、体が楽になることでしょう。
【デスクワークの合間にもできる】浮き輪肉&肩こり&腰痛解消の一石三鳥!椅子ストレッチ
1)椅子に座って片足を組みます
この時、下の足は床につけてください。
2)手の位置をセットします
組んだ足と同じ側の手を前に伸ばし、反対の手を膝の上に置きます。
3)浮き輪肉&肩こり腰痛解消のひねりストレッチ
息を吸って吐きながら、前に伸ばした手を外側に開いてひねります。胸、腰が伸び感を感じると良いでしょう。この動作を片側5回ほど行ってください。ひねったままキープしても気持ち良いですよ。
▼詳しい動きを動画で確認したい方はこちらから▼
AUTHOR
伊藤みなみ
日本女子体育大学を卒業後、ピラティスインストラクター/パーソナルトレーナーとして指導開始。バレエ歴25年。トレーニング指導歴10年。パーソナルトレーニングサロンitomii代表。企業での講師業やライブ配信も行っている。しなやかに動く体作りをモットーに、初心者でも無理なくできる・体が変わるエクササイズを発信中。
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