身体が硬い人ほど効果を実感!即効で柔軟性が変わる裏ワザ【反対側の筋肉】に意識を向ける練習法
ストレッチをする際、ほとんどの人が「伸ばす部分」にフォーカスすると思います。大切なのは、身体の構造上伸ばす側と同様に「反対側」にも目を向けること。「反対側」を意識することで、さらに身体の広がりを実感できますよ。
伸びる筋肉と縮む筋肉について
筋肉の仕組みをイメージしてみましょう。例えば、力こぶを作る場合、上側の筋肉は上腕二頭筋(じょうわんにとうきん)と呼ばれ、力こぶが出来る際には、この上腕二頭筋が縮こまった状態(屈曲)になります。一方で、その「反対側」にある二の腕の下側の筋肉はどうなっているでしょう。下側の筋肉である上腕三頭筋は伸びた状態(伸展)になっています。
このように、筋肉は力が伝わる場所の反対側でも働いていて、身体を広げる・伸ばす際には、そちら側にも目を向けることで、もうひとつ上の伸びを実感できるようになります。
呼吸を組み合わせるとさらに身体が広がる
身体の内側を広げるためには、呼吸の力を借りることもとても効果的です。身体を動かすことだけに意識を向けていると、呼吸が止まりがちになりますよね。それはとてももったいないこと。なぜなら、息を吐く時に筋肉は緩むから。ストレッチやトレーニングをする際はできるだけ鼻呼吸を続けましょう。
鼻呼吸のメリット
・身体に快適な湿度で呼吸が取り込める
・身体に最適な温度で呼吸が取り込める
・鼻毛がフィルターの役割を果たし、空気中の微細なウイルスやゴミが身体に入り込むのを防ぐ
反対側も意識!体側を伸ばすポーズ
1、あぐらで床に座り、右手の指先を床に軽くつけます。
2、一息吐いて、吸いながら左手を上に持ち上げます。手の平は内側に向けましょう。
<ここからがポイント!>
3、息を吐きながら身体を右側を縮め、身体を右に倒していきます。倒すことや左側を伸ばすことよりも、縮めることに意識を向けましょう。
4、息を吸いながら身体を起こし、吐きながら右手を床に下ろします。反対側も同様に行います。
詳しい動画は、こちらからご覧いただけます。
AUTHOR
岩﨑奈緒子
11年間空間プロデュースを行う会社員として過ごし、自律神経失調症を経験。身体と心に目を向ける大切さや、日常の選択は自らと向き合うことで変わることをヨガから学ぶ。睡眠に特化した「ぐっすりヨガ」の開講をきっかけに睡眠の学びを始め、現在はカウンセラーとしても活動。『ヨガ×睡眠で、出会えた方やその回りの方々の日常を平穏に守り、より幸せにすること』を目標としている。 RYT200/マタニティ・産後/チェアヨガ/スリープケアカウンセラー/更年期ナビゲーター。プライベートでは、2児+わんこのママ。
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