「ダルい」「ボーッとしてやる気が出ない」【春の不調がすっきりする】誰でもできる逆転のポーズ
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「逆転のポーズ」は頭を逆さまにすることで循環機能を高め、思考をすっきりさせることができるおすすめのポーズ。新生活でのプレッシャーやアレルギーでボーッとした感覚など、春特有のストレス解消におすすめです。今回は、初心者でもチャレンジしやすい「うさぎのポーズ」をご紹介します。
難しいイメージのある「逆転のポーズ」
ヨガのポーズで比較的難易度が高いと言われる「逆転のポーズ」。座位や立位のポーズと違って、普段上にある頭を下に向けてポーズをとるため、慣れていないと難しそうに感じますよね。具体的には、バランス力を必要とする「倒立」をイメージする方も多いかもしれません。
逆転のポーズで得られるメリット
日頃私たちは無意識に全身の筋肉を使って、重力に逆らいながら生活をしています。逆転のポーズは上半身と下半身の位置を逆さまにすることで、重力の影響を逆転させるもの。意識的に逆転をすることで、さまざまなメリットが得られます。
・下半身に溜まっていた血液や老廃物が上半身に流れやすくなる
・重力で下がり気味になっている内臓を元の位置に整える
・脳にも血液や酸素が行き渡り、頭が冴えて集中力がアップする
・視界がクリアになってリフレッシュできる
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まずはここからトライ!簡単安全な「うさぎのポーズ」
逆転のポーズは倒立だけではありません。もっと安心してできる初心者向けの逆転のポーズもたくさんあります。今回はそのうちの一つ「うさぎのポーズ」をご紹介します。
うさぎのポーズは、頭頂を床につけてお尻を上げるだけのシンプルなもの。体重が頭頂部にかかり「百会(ひゃくえ)」というツボが刺激されます。百会は複数の経絡が交わるツボといわれており、刺激することによって気の流れを整えやすくなったり、眼精疲労や頭痛改善、肩や首周りの血流改善などの効果が期待できます。
倒立などと違い、膝や足の甲、頭頂が床に付いた安定した状態で逆さになるので、バランスを取りやすく、さらには両手を床に付き軽減した状態でも十分に効果が得られるものとなっています。
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「うさぎのポーズ」のやり方
日常生活では頭頂部を床につけることはあまりないですよね。朝一番の目覚めを良くするタイミングやm夜寝る前のリラックス時に取り入れてみてください。
1.正座で座り、両手を床につき、頭頂を手と手の間より少し前につきます。
2.息を吐きながらゆっくりとお尻を持ち上げ、頭頂に心地よい圧がかかる場所で 30秒ほどキープしましょう。
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3.不安でなければ、そのまま両手を体の後ろで組み、ひじを伸ばしで拳を天井に引き上げます。
4.両手を顔の横に戻し、お尻をかかとの上に下ろし、息を吸いながら身体を起こします。
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