いつもだるい・不安感を継続的に感じる…時に試して|自律神経乱れが整う3つの方法【精神科医が解説】

 いつもだるい・不安感を継続的に感じる…時に試して|自律神経乱れが整う3つの方法【精神科医が解説】
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精神科で外来を行い、6万人以上インスタやvoicyのフォロワーに対してHSP気質に関する発信、書籍刊行など幅広い分野で活動する精神科医しょうさんが、HSPやメンタルヘルスに関する身近なギモンを解説。生きづらいをラクにするためのヒントを連載形式で紹介します。

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こんにちは!精神科医しょうです。「最近どうも身体がだるい」「緊張や不安感を継続的に感じている」こんな風に感じたことはありませんか?もしかするとその原因は「自律神経の乱れ」からきているかもしれません。

特に春は「環境の変化からのストレス」や「1日の寒暖差が激しい」ことから、自律神経の乱れに特に注意したい時期だと言えます。そのため。今回はそんな自律神経を整える3つの方法をお話したいと思います。さっそく結論からお話しするとその方法とは次の3つになります。

1 質の良い睡眠をとる
2 バランスの良い食事を取る
3 1日の中にリラックスできる時間を作る

1つずつ深掘りしていきましょう!

1 しっかりと質の良い睡眠をとる

自律神経を整えるためには、しっかりとした質の良い睡眠を取る事が大切になります。なぜなら睡眠不足は自律神経のバランスを崩し、乱れにつながる原因となるからです。でも、「忙しい毎日を過ごしているとなかなか質の良い睡眠をとる事が難しい」という方もいらっしゃるかもしれませんね。

そんな方は、

・睡眠前の1~2時間前にぬるめのお湯につかる
・眠る前にスマホを触るのを控える
・寝室は間接照明やアロマを使ってリラックスできる環境を作る

といった方法がオススメですよ。意識することできっと質の良い睡眠へとつながるはずです。

アロマ
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2 バランスの良い食事を取る

自律神経を整えるにはバランスの良い食事を取ることも大切です。例えば、自律神経を整えてくれるおすすめの栄養素である、GABA(γ-アミノ酪酸)を多く含んでいるトマトや発芽玄米そして、発酵食品。セロトニンを調整するといわれているビタミンDを摂取できるキノコ類。

ほかにも、別名幸せホルモンとも言われる「セロトニン」を作り出すために必要な、トリプトファンが多く摂取できる豆腐や味噌などの大豆製品・チーズや牛乳などの乳製品・米などの穀類。これらはもちろん一例ですが、バランスの良い食事には自律神経を整えてくれる力があることがよくわかりますよね。忙しいとついおろそかになりがちな食事ですが、一度自分が食べている食材について振り返ってみましょう。

豆乳
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3  1日の中にストレス解消できる時間を作る

自律神経の乱れにはストレスが大きく関わっています。そのため1日の中に少しでも良いので、ストレスを解消できる時間を作ることは、自律神経を整えるために重要なポイントです。

例えば、

・仕事後に10分でよいのでジョギングや散歩をする
・眠る前に簡単にできる瞑想を行う
・仕事中に深呼吸やストレッチをする時間を意識的に作る

など短時間でできるようなストレス解消法を、上手く生活の中に組み込んでいきましょう。もちろん休日などしっかりと時間を取れる時は

・思いっきり睡眠を楽しむ
・好きな事や趣味なことに没頭する
・気分転換にお出かけしてみる

などどんなことでも良いので、自分に合ったストレス解消できる行動を取ることがオススメです。

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まとめ

冒頭でもお話しましたが、春は自律神経の乱れに注意したい時期だと言えます。しっかりと自分を守るためにも、今日紹介した自律神経を整える方法を試してみてくださいね。

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精神科医しょう

精神科医しょう

普段は精神科医として働きながら、InstagramやvoicyにてHSP気質に関する発信も行なってます。総フォロワー7万人以上の方々に対し、「他人軸ではなく自分軸で気楽に生きられる」をテーマに発信中。 自分軸になりたい方は是非、私の発信をのぞいてみてください♪ 書籍(https://www.amazon.co.jp/dp/4046060034)



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