【ストレスが多い春は…背中がこりやすい?】1日1回で全身すっきり!座ったまま「背中ほぐし」


新生活や新しい人間関係がスタートする季節。期待に胸を膨らませる反面、緊張や外気の温度差で体に力も入りやすく、肩や首だけでなく、背中にまで痛みを感じる人がいます。そこでおすすめなのが、椅子に座ったままできる背中ほぐし。呼吸のしやすい心地よい背中を取り戻しましょう。
背中の痛みは上半身全体に影響する
背中の筋肉は首や肩、腕と繋がっているので、首や肩の痛みは背中の痛みにも影響します。
背中の上部にあるのが「僧帽筋:そうぼうきん」という筋肉。僧帽筋は、首の後ろから肩回り、さらに背骨に沿って背中の真ん中まで伸びています。また、背中の下部は、「広背筋:こうはいきん」と呼ばれる大きな筋肉で覆われています。広背筋は二の腕の骨である上腕骨から始まり、腰の平らな仙骨に繋がる「胸腰筋膜:きょうようきんまく」に繋がっています。そのことから、背中のこりは腰回りを含む上半身すべてに影響があると言えます。

背中がこる理由は?
背中が痛いと感じるとき、こっているということ以外にも身体のサインが隠れているかもしれません。
姿勢の崩れ
スマホ使用やデスクワークなど、長時間同じ姿勢でいるとき頭が前に出てストレートネックになっている場合があります。また身体の内側にあるインナーマッスルの筋力が衰えていると、背中の筋肉への負担も増えてしまいます。
自律神経の乱れ
背中に強張りを感じるということは、筋肉が緊張している時間が長いということ。つまり、交感神経が優位になっている時間も長いというわけです。ちなみに、副交感神経が優位になっていると、筋肉は緩みやすくなります。リラックスする時間を意識的にとることをおすすめします。

座りながら背中ほぐしストレッチ
1、椅子に座り足裏をしっかり床につけます。

2、手のひらを下に向けて両手を前に出し、息を吸いながら両手を真上に上げましょう。

3、吐きながらひじを肩のラインまで垂直に曲げ、吸いながら再度その手を上に上げます。
4、吐きながら再びひじを曲げて、さらに余裕があれば両ひじを脇腹まで近づけましょう。

5、両手を背中の後ろで組み、組んだ手を後ろに引き上げながら大きく深呼吸しましょう。

詳しい動画は、こちらからご覧いただけます
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