頑張っても体が変わらない…もしかして扁平足が原因かも?運動効率5倍アップの【扁平足改善法】
スクワットやランジなどの動きで膝が内側に入ってしまう、片足立ちでぐらつくなどの経験はありませんか?その原因、もしかすると「扁平足(へんぺいそく)」が原因かもしれません。まずはセルフチェックをして今の状態を知るところから始めましょう。
あなたは扁平足?セルフチェック
準備 )膝の真下にかかとをおく。立ち姿勢、座り姿勢どちらでもOK
①足の親指をギュッと握る
②親指の付け根に骨がポコッと浮き出ているかを確認
A:親指の付け根の骨がはっきり出ている→足裏の筋肉が支えていて扁平足の可能性は低い
B:骨の出方が少ない。足裏がツリそうになった→足裏の筋肉が弱くなっている扁平足予備軍
C:骨が浮き出ない。指の付け根が曲がらず第一関節だけが曲がっている→足裏のアーチが潰れている扁平足の可能性大
扁平足とは?
足裏の土踏まずが潰れ、足裏が平らな状態のことを指します。扁平足になると、かかとの上にあるべき骨が内側へズレてしまいます。足首の骨の配列が崩れているため、安定感が悪くなり膝を曲げる動き「スクワットやランジなどで膝が中に入る」「片足立ちでのバランスが上手く取れない」ということにつながってしまうのです。
お尻に効くトレーニンングをしていたはずが、なぜか前ももがパンパンに…などという結果を招く原因にもなるため、まずは足元を整え、正しく動けるような体づくりをしていくことが必要です。
セルフチェック結果がB・Cだった方は扁平足改善法を実施することで、今よりも動きが安定し、運動効率アップが見込めますのでぜひ取り組んでいきましょう。
扁平足を改善させるために必要なポイント
①土踏まずにアーチを覚えさせる
扁平足の方は土踏まずにあるべきアーチがなくなっているので、アーチを覚えさせることが必要です。普段使っていないため、固くなっていることが十分考えられるのでほぐしながら覚えさせてあげましょう。
②足の親指を使う
足の親指にグッと力を入れることができますか?できた方は力を入れたときに土踏まずが床から離れる感覚があったと思います。扁平足の方のほとんどが足の親指が使えていません。つまり、足の親指を意識して、使えるようにするだけで土踏まずの筋力が復活し扁平足が改善されていくのです。
扁平足改善法やってみよう
①足裏の筋肉をほぐしアーチを覚えさせる
準備)床に座り、伸ばした右足の上に左足を乗せる
1)右手で左足の足先を曲げながら、左手の親指でかかと→指の方向へなでる
痛くない程度の力で行い、足裏にアーチを作るイメージで行う
2)10回繰り返す
②足の親指を使う
準備)足裏を床にピッタリつける
1)親指に力を入れ、指を丸める
2)足指の力を緩める
3)ゆっくり10回繰り返す
足裏が床から離れていくようになれば筋力がアップしている証拠
③応用編
準備)フェイスタオルを用意し、シワができるように置く
1)タオルの上に足を置き、足指でタオルをつかむ
シワになっている部分や重なっている部分を狙うと、つかみやすい
2)タオルを離す
3)30秒間続ける
余裕が出てきたら、足指でタオルを持ち上げてみるとさらに筋力UPに!
▼詳しい動きを動画で確認▼
AUTHOR
榎本愛子
ダンサーとして活動中に慢性的な腰痛に悩み、さらに肺気胸の手術を受けたことをきっかけに運動方法の見直しを図り、現在はピラティスインストラクター/くびれダンストレーナーとして活動。10年後・20年後の将来も、好きなことを好きでい続けるための運動術を伝えている。資格:STOTT PILATES Matwork /NY Luigi's Jazz Centre 公認 /バレトンソールシンセシス /サウナ・スパ健康アドバイザー
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