【座りっぱなしが招く…もっさり肩が即スッキリ】薄着の季節に備える「背中のムダ肉撃退ストレッチ」
自分では気付きにくいのに、人にはよーく見られている背中。知らないうちにもっさりとお肉がついていませんか? 薄着の季節に備えて、背中をすっきり鍛えましょう!
背中美人は「肩甲骨」にあり
魅力的な上半身を目指すとき、ただ細いだけでなく必要な筋肉のついたバランスの良いスタイルを目指したいものです。そこで気にしたいのは「背中の贅肉」です。背中にたっぷりとお肉がついていると、老けて見えたり、姿勢も悪く見えてしまいます。背中美人になるには「くっきりと浮き出た肩甲骨」を作ることがポイントです。
背中に贅肉がつく原因
・パソコン、スマートフォンの長時間使用
スマートフォンを見ているときの姿勢は、頭が前に出て猫背になりがち。姿勢が悪いと呼吸が深く入らず、体中に酸素が行き渡りにくくなります。代謝も落ちて太りやすくなります。
・長時間の同じ姿勢
デスクワークなど同じ姿勢で長時間過ごしていると、首や肩の重みから背骨に負担がかかり背中が硬くなってしまいます。頭の重さは約5kg。ボーリングの球のように重い頭を細い首で支えているので、首周りや背中にはかなり負担がかかってしまいます。
・サイズの合わない下着
自分の体に合わない下着はボディラインの崩れの原因に。カップ付きインナーなども、緊張感がなくなり、脇周りや背中の変化に気が付きにくくなるので気をつけましょう。
・むくみ
姿勢や動作のくせで筋肉が凝り固まると、むくみに繋がり、肩甲骨が埋もれて見える原因になります。
背中痩せに意識したい3つの筋肉
運動不足に加え、家事やデスクワークなどで前かがみの動作が多くなると、背筋は衰える一方です。必然的に背中に脂肪がつき、もっさりとした印象になってしまいます。「脊柱起立筋」、「僧帽筋」、「広背筋」の3つの筋肉は、面積が大きく鍛えることで身体全体の代謝をアップ。ヨガやストレッチで筋肉を伸ばして可動域を広げることで、血流が促進されて代謝が上がり、脂肪を溜め込みにくい体になります。
効果抜群!背中痩せヨガ
【バッタのポーズ】背中の引き締め・ヒップアップ
①うつ伏せになり、両脚を腰幅に開き、両手は体の体側に沿って伸ばす。手のひらを内向きにして、息を吸いながら顔、胸、太ももからつま先までを浮かせ、体を反らせる。
②余裕があれば両手の指先を絡めて背中の後ろで組み、肩甲骨を寄せる。深い呼吸で30秒キープする。
【テーブルのポーズ】肩や肩甲骨周りの関節の可動域を広げる・背中、二の腕の引き締め
①体育座りの姿勢で床に座り、両脚を肩幅に開く。手はお尻の後ろで床につき、肩幅程度に開き指先をお尻側へ向ける。
②お尻をかかとへ引き寄せながら持ち上げる。膝を前へ押し出すイメージで行うと体が持ち上がりやすい。肩の真下に手首、膝の下にかかとがくるように。
③余裕があれば頭を後ろに反らす。深い呼吸で30秒キープ。
【ハイランジのバリエーション】肩や肩甲骨周りの関節の可動域を広げる・背中、下半身の引き締め
①まっすぐ立ち、足を前後に大きく開く。息を吸いながら両手を上に伸ばす。その時手のひらは正面を向くように。
②息を吐きながらひじを曲げ手を下げていき肩甲骨を寄せる。同時に前足の膝を90度に曲げる。この動きを5回繰り返す。脚を入れ替え、反対側も行う。
※動画で動きを確認したい方はこちら
AUTHOR
ひるかわえみこ
劇団四季にて数々の舞台でメインキャストとして出演。自身がダイエットに悩み、20kg痩せた経験から、『思考と体を整える』をテーマに、ヨガをライフスタイルに取り入れる方法を発信中。
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