「背中のハミ肉が気になる…」座ったままできてキツくない!背中を使う簡単エクササイズ
年齢を重ねていくと脇や背中に若い頃にはなかった脂肪の塊がのりやすくなります。また、外に出るのが億劫だからと椅子やソファーに座って動いていない…気がつくとブラジャーの上にハミ肉が弛んで乗っているなんてことに。これは背中を使わない、動かさないことにより、脂肪下にある筋肉が痩せ、萎縮してしまい、背中の代謝が悪くなっているかもしれません。しなやかな背中の筋肉を作るエクササイズをご紹介します。
背中のハミ肉とは
日常生活では身体を前に屈める姿勢をとることが多いです。パソコンでの仕事、スマホの操作、料理に洗濯…挙げればキリがありません。そしてこれからの季節、寒くて外に出ることが減り、身体を動かすことが減ってきます。
動かない姿勢が続くと、筋肉が萎縮し、縮んで痩せていきます。そうすると背中全体の血流が悪くなり、代謝も落ち、筋肉の上に乗る皮下脂肪が厚くなっていきます。そのままほっておくと、代謝が悪いので体温も下がり、背中のコリや痛み、腰痛にも繋がるという負のループに陥ることもあります。
背中の余分な脂肪を落とすためには
筋肉を動かす時に、固まり痩せてしまっている筋肉を突然縮めて鍛えるのは効率的ではありません。やり方を間違えると、怪我をしかねません。まずは筋肉をストレッチし、動きを取り戻し、その後、鍛えていくことが大切です。
背中のハミ肉を落とすには、背中の下部大半を覆う広背筋を使うことが有効です。
広背筋は中側の多くの骨(腕、肩甲骨、肋骨、背骨、骨盤)についています。広背筋をしなやかに動かすということは、身体全般をしなやかに使うことにもつながります。
広背筋を有効的に伸ばして使っていくエクササイズをご紹介します。まずは一緒にやってみましょう!
広背筋を伸ばす、背中全体をほぐすエクササイズ
1)左右の指を絡めて胸の前に手のひらを寄せ、背筋を伸ばします。
2)背中を丸くして手の甲を前に押し出します。丸い大きなボールを抱きしめるような形を作ります。これを何度か繰り返します。
3)背中を丸める時に、手の甲を左右に伸ばしてみましょう。
手の甲を押し出す時には、押し出した反対側の広背筋がより深くストレッチされます。
広背筋がしなやかに伸びると背中全体の筋肉がしなやかになり、心も軽くなります。寒くて動きづらくなるこれからの季節。まずは背中伸ばしから始めましょう!
動画はこちらから↓
AUTHOR
後藤江里
ヨガインストラクター・ヨガトレーナー。子育て中にひどいぎっくり腰とパニック障害を経験し「身体が辛いと心も辛い」ことを実感、39歳で心身を整える為にヨガを始め、その後指導者資格を取得。スタジオ対面、オンライン、パーソナル、出張ヨガでヨガを指導している。RYT-500、アナトミック骨盤ヨガ(R)、シニアヨガ、キッズヨガ等、資格多数。プライベートでは、18歳・16歳男子の母。
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