冬は首が太くお腹もぽっこりしやすい!縮こまったお腹と首をすっきり伸ばす簡単"マフラー"エクサ

 冬は首が太くお腹もぽっこりしやすい!縮こまったお腹と首をすっきり伸ばす簡単"マフラー"エクサ
miyuki
miyuki
miyuki
2023-02-22

寒い時期は背中が丸まり肩が上がってぽっこりお腹や太い首になりやすい季節。なかなか姿勢を正せない人はお腹のインナーマッスルや姿勢を保持する筋肉が眠っていて、お腹太りしやすくなります。今回はマフラーやショールを使った座った姿勢でできる呼吸のご紹介です。ピラティスのお腹の引き上げを座って行えるので練習にもお勧め!

広告

ぽっこりお腹と太い首になりやすい人の共通点とは?

肉が前につきだしたお腹や太く短く感じる首など、自分の体型や姿勢にお困りの方も多いと思いますが、実はぽっこりお腹や太い首を作り出してしまうにはある悪習慣が共通していることがあります。

座り姿勢
photo by イラストAC

個々の運動習慣によっても変わりますが、悪い姿勢でいる時間が長くなることによってお腹も首も太くしているかもしれません。

であれば、良い姿勢で過ごす時間をできるだけ長く持ちたいですよね。姿勢の保ち方を変えるだけで

姿勢改善
● 顔の輪郭がハッキリする
首が細く長く見える
首や肩のコリ(疲労物質の蓄積)が減る
鎖骨回りがくっきりしやすくなる
お腹に脂肪が付きにくくなる
腹筋強化

などいいことづくしです。自分の正しい姿勢がどの位置か分からない人や姿勢の保ち方が分からない人、そして鏡のないところで良い姿勢を保てないという人はインナーマッスルを意識的に使って姿勢を正すことを意識してください。慣れてくると少しの意識で姿勢が綺麗に伸び、お腹や首のラインも変わってきます。

ポイントはお腹と肩甲骨

姿勢を正すことは、気がついた時に手軽に行える最高のボディケアです。綺麗に姿勢を保つ=インナーマッスルを使うということなので、習慣的にお腹のインナーマッスルを使っている人とそうでない人とでは大きく変わってくるのですが、結果がはっきり分かるのがお腹の出っ張りです。姿勢が悪く背中が丸くなっている時は、いつもお腹の筋肉(腹筋)や背肉が使われていないため、本来の姿勢を保持する筋肉の発達が遅れてしまいます。

姿勢保持筋
photo by イラストAC

座った状態で姿勢を正すということは上半身だけで体を支えることになるので、日頃筋トレやエクササイズをしていない筋肉量が少ない人は途中で体勢がつらく感じるのは当たり前です。ですので、まずは姿勢を保つために大切なインナーマッスルを日常的に使うことからやってみましょう。

見出し 2ただ、姿勢が悪い状態が続くと肩が丸くなり首の角度が前へ倒れやすくなることから、疲労物質の蓄積(コリ)や首の筋肉のハリで太くなってしまうこともあり、腹筋低下で肩甲骨の位置は定まりにくくなります。その影響で肩が上がる事も多いですが、肩が上がるとますますお腹のインナーマッスルは使われにくくなります。寒いと肩を上げて首をすくめる時間が増えるので冬は特に要注意です。

肩甲骨は胴体の背中側についていて肩甲骨が胴体への接着面としたら腕はぶら下がっていますし、頭は首の上に乗っている状態でどちらもそこそこ重さがあります。支える側の胴体の筋力がなければ背中が丸く重心は下に落ちてしまうので、人間の体の構造的に胴体部分の筋肉を使って姿勢を保つことことがとても大切です。

お腹や首は冬場は隠れている場所で気になりにくいですが、悪い姿勢の影響でお腹と首がどちらも太くなった…なんてことになったら寒くて春先のファッションも楽しめないですよね。今回は今すぐに意識できる座り方と呼吸法をご紹介しますので、気になる方はお試し下さい。

マフラーを使った姿勢保持筋強化

椅子に座ったバージョン

1)姿勢を整え、椅子の背もたれを使わずに足を揃えて座り、お尻の骨(座骨)が床に垂直になるように座る

2)両サイドの腰骨の骨は座骨の上に来るように骨盤も起こす。腰骨の上には肩がくるようにしたら肩甲骨を寄せて床の方へ下げる

3)マフラーやショールなど長い物を用意したら肩に掛け左右均等の長さにし、手のひらでマフラーを握る

4)お腹を内側に引き込み胸の方へ引き上げたらマフラーを握っている手やマフラーを床の方へ引き下げる

5)肩と耳の距離を開け、お腹の引き上げたままの姿勢で10秒キープ

座り姿勢
photo by miyuki

座りあぐらバージョン

椅子に座ったバージョンの姿勢で足はあぐらに変えます。

座り姿勢意識
photo by miyuki

座りあぐら+姿勢意識&呼吸

1)椅子に座ったバージョンの姿勢であぐらの状態になったら、マフラーの真ん中を背中の胃の裏側辺りにあてて、みぞおちのまで回してきます

胸式ラテラル呼吸練習
photo by miyuki

2)みぞおちの上でマフラーをクロスさせたら肋骨にマフラーが密着するようにします

胸式ラテラル呼吸
photo by miyuki

3)姿勢やお腹の引き上げはキープしたまま鼻から吸ってろっ骨を横に広げます

胸式ラテラル呼吸
photo by miyuki

4)口から履くタイミングで中心に寄せます

この動きを5呼吸繰り返しましょう。椅子に座っていても同じ練習が出来ますので椅子かあぐらの状態かお好きな方で行ってください。

広告

AUTHOR

miyuki

miyuki

ピラティスインストラクター/ダンスインストラクター。12歳からクラシックバレエやジャズダンスを始め、その後モダンダンス、Hip Hop、ラテンダンス等を学ぶ。 ダンス旅行で訪れたNYでピラティスに出会い、帰国後ピラティスインストラクターのライセンスを取得。指導歴は18年。FTP認定マットピラティスインストラクター/ダイエット指導士/からだスキャンセルフマッサージ/ZUMBA Basic1/RYT200(ヨガ)など資格を多数所持。元モデル・レースクィーンとして活動した経験もあり。



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

座り姿勢
姿勢保持筋
座り姿勢
座り姿勢意識
胸式ラテラル呼吸練習
胸式ラテラル呼吸
胸式ラテラル呼吸