腰痛、肩こり、ぽっこりお腹…それ全部猫背のせい?【寝たまま猫背改善】背中を鍛えるコブラのポーズ
日増しに寒くなり、猫背になりがちな季節がやってきました。つい背中を丸めたくなりますが、猫背は様々な不良を引き起こす原因になってしまいます。
なぜ猫背になってしまうのか?
数々の不調の原因と言われている猫背。背中が丸まってしまうのは背筋の弱さにあります。背中には脊柱起立筋という背骨に沿うように付き、名前の通り背骨を立てる機能を持つ筋肉があります。この脊柱起立筋が弱くなってしまうことで、背骨を上に引き上げることができなくなり、猫背になってしまいます。
以下のような状態が続くと猫背になりやすいので要注意です。
● パソコン操作など腕を前に使い続けている
● 長時間の座り姿勢
● 骨盤が常に後ろに倒れている
また、こんな不調はありませんか?
● 腰痛
● 肩こり
● ぽっこりお腹
● 冷え
● ストレートネック
● 浅い呼吸
これらの不調を改善するには、脊柱起立筋の強化と肩や背中まわりのコリを解消するコブラのポーズがおすすめです。
今回はポーズをキープするのではなく、呼吸に合わせてゆっくり動きながら鍛えるため、無理せずに行うことができると思います。胸を持ち上げる角度を調節しながら、背中に意識を向けて、腰に負担が掛からないように行いましょう。
猫背改善コブラのポーズ
1)うつ伏せになり、足を腰幅に開きます。つま先は真っ直ぐ後ろに向けましょう。
2)手のひらを胸の横につきます。脇を締めて、肘を後ろへ引きます。
3)息を吸いながら手で床を押し、上半身を持ち上げます。腕に頼りすぎず、頭とつま先をを遠く引くことを意識しましょう。足の甲が浮きやすいので、床を押し続けます。
4)息を吐きながらどんっと落ちないように、ゆっくりと上半身を下ろします。
5)持ち上げる時は腰を反らせないように、頭で斜め上を押すようにしましょう。肩が上がり首がすくみやすいので、肩甲骨を背骨に寄せながら、おしりの方へ下げる意識をします。
6)5回ほど繰り返し、両手をおでこの下へ重ねどちらかのほっぺを乗せため息を吐きます。かかとを外へ倒し、おしりを揺らして身体の背面の力を抜きましょう。
▼ 詳しい動きを動画で確認したい方はこちらからどうぞ ▼
AUTHOR
mai
『ヨガ×好きなこと=笑って過ごす』をモットーに、誰かの好きなことに目を向けて、ヨガに触れる機会を広めています。ヨガとの出会いは介護福祉士として働き、家事も子育ても手を抜く事が出来ず体調を崩した時期。ヨガを続けることによって心身が安定することを体感し、生きづらさを感じているかたへヨガの魅力を伝えたいという思いで、インストラクターの道へ。ココロとカラダをゆるりとほどく柔らかいヨガで、日常を心地良くするお手伝いをしています。
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