【きつくない】現役インストラクターも実践中!股関節が硬くてもしっかり伸ばせる簡単30秒ストレッチ

 【きつくない】現役インストラクターも実践中!股関節が硬くてもしっかり伸ばせる簡単30秒ストレッチ
古賀奈津美

ヨガジャーナルオンラインでも人気の記事といえば、股関節ネタ。日本人の不調トップは腰痛と肩こりですが、最近では股関節のつまりや硬さをどうにかしたいと思っている方も多いようです。

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なぜ股関節まわりは硬くなりやすいの?

股関節が硬くなる原因の一つとして、座りっぱなしの姿勢が良くないと言われています。座る際に90度に曲がっている股関節の前側部分の血行が滞りやすくなることが股関節の硬さにつながっていきます。

骨盤をきちんと立てて座れていれば良いのですが、股関節の硬さに悩んでいる人だとなかなかその姿勢で座れないという方も多いかもしれません。筆者は現在ヨガインストラクターとしても活動をしていますが、実は股関節まわりがとても硬く、つまりを感じることは少ないですが、股関節を使うヨガポーズに苦手意識があります。

座り時間が長いと言われている日本人。股関節の詰まりや硬さを感じるのは必然的とも言えるでしょう。

股関節が硬いってダメなの?

つまりを感じる、ストレッチをすると硬いと実感するけれど、正直日常生活にそこまで影響ない…と思う方も多いかもしれません。しかし、股関節が硬いことによって起こるネガティブ要素として、体の疲れが取れにくい、体が疲れやすいといったことが挙げられます。

上半身と下半身を繋ぐ大きな関節である股関節。この関節の動きが制限されていることによって、本来体が動かせる範囲より狭い範囲で動かすことになり、疲労を感じやすくなります。また、股関節まわりにはリンパもあるため、血行が滞り疲労物質が溜まりやすくなってしまいます。

効果を体感できるストレッチ

股関節をほぐす方法はたくさんありますが、ストレッチをしながら「これって合っている?効いている?」と効果に不安を感じることもたびたびあるのではないでしょうか。今回ご紹介するストレッチは動きは難しくないですが、ストレッチでどの部分が伸びているのかを体感しやすいと思います。ぜひ一緒にやっていきましょう。

<やり方>

ストレッチ
photo by KogaNatsumi

1)左脚は膝立ち、右脚は膝を90度外側に向け足裏はマットに付けます。左膝の延長線上に右つま先が来るようにします。

2)両手は腰に置き、息を吸いながら背筋を伸ばします。

ストレッチ
photo by KogaNatsumi

3)息を吐きながら背筋は伸ばしたまま、お尻を後ろへ引きましょう。その後、息を吸いながらで元の状態に戻ります。 

ストレッチ
photo by KogaNatsumi

4)この動きを4〜5回ほど繰り返し、反対側も同様に行います。

マットを引かなくてもやりやすい

長時間座っていた後や股関節に違和感がある時などにサッと行いやすいストレッチです。「あとでやろう」と後回しにせず、気になった時にすぐやってみましょう。

筆者自身もこのストレッチを行うようになってから、合隻のポーズもやりやすくなり変化を感じています。一緒に股関節の硬さを解消していきましょう!

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AUTHOR

NATSUMI KOGA

古賀奈津美

商社のサラリーマンをしていた頃に運動不足解消のために始めたヨガと出会う。ヨガを始めて半年後にRYT200を取得。週末のみ活動するインストラクターから、フリーランスのヨガインストラクターへと転身。常温ヨガ、ホットヨガ、溶岩ヨガなど様々なスタジオで指導。パークヨガやビーチヨガのイベントも実施。現在はオンラインヨガ・児童館にてママ向けヨガを実施中。RYT200取得/ヨガ解剖学基礎講座修了



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