【正月太りは1月中にリセットしよう】座ってたった1分!お腹のお肉がみるみる落ちる「腸ねじりヨガ」
新年が始まりましたが、年末年始の暴飲暴食やダラダラ生活を引きずって、「体が重い」「やる気が出ない」という人いませんか? そんな人におすすめしたいのが「腸活ヨガ」。座ったまま、たった1分腸をねじるだけで体も心も身軽になれます。
腸の位置と働き
腸はどこにあるか知っていますか?
●小腸
おへその周りに位置。約6~7mの長さがあり、食べ物の消化、吸収を行なう器官です。外敵から体を守る免疫細胞が密集している場所でもあります。
●大腸
小腸の周りにあり、約1.5mの長さがあります。小腸から送られた食べ物から水分を吸収し、残りかすや食物繊維などから便をつくり排せつする器官です。
便が詰まりやすい部分は「大腸の四隅」
便が詰まりやすいのは、大腸の四隅の部分。その中でも左下に位置する「S字結腸」はS字のカーブを描いていて特に便が詰まりやすい部分です。大腸の四隅が位置する左右の腰骨のすぐ上の辺り(特に左側)と、肋骨のすぐ下の辺りを意識して刺激しましょう。同時に腹式呼吸を行うと腸の上に位置する横隔膜が上下に動き、腸をマッサージしてくれるのでより効果が期待できます。
腸ねじりの効果
●便秘解消
腸が刺激されることで副交感神経が優位に働き、腸のぜんどう運動が活発になります。便や老廃物が排出されてすっきりします。
●肌の調子が良くなる
便秘になると毒素が体から排出されず、肌荒れの原因となります。お通じがよくなり老廃物が便と共に排出されることで、肌の調子が整います。
●気持ちが安定してやる気アップ
腸を刺激して血行がよくなると心がリラックスします。また、「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンは90%が腸から作られています。腸が刺激されることでセロトニンが活性化し、心の安定ややる気アップに繋がります。
●免疫力アップ
免疫細胞のおよそ70%が腸内に集まっており、ウイルスなどの外敵から体をガードしています。腸活により腸内フローラを整えることで、免疫細胞の活性化につながると考えられています。
座ったまま1分!腸ねじりのポーズ
①楽な姿勢で座ります。両手を真上に伸ばし、息を吐きながら手を下げ左手を右膝に、右手をお尻の後ろの床へつきます。息を吸って背筋を伸ばし、吐きながら右へツイストします。
②息を吸いながら右手を上に伸ばし、吐きながら左斜めに伸びます。
③おへそからねじるイメージでゆっくり呼吸をしましょう。
④吐きながら両手をクロスさせ両膝に置きます。息を吐きながら背中を丸めて、ゆっくり呼吸をします。反対側も同様に行いましょう。
詳しい動きを確認したい人はこちらの動画もチェック
AUTHOR
中村優希
幼少時代から新体操に打ち込み、大学時代には日本一のチームに所属。会社員時代にヨガと出逢い、その後ヨガインストラクターへ。主宰のオンラインレッスンや板橋のヨガ教室の他、プライベートヨガや企業ヨガ等の出張クラスも行いながら、大規模イベントの講師、ヨガ雑誌などの監修やポーズモデルを多数務めるなど多岐にわたる。長年新体操やヨガで培った経験から、美しい姿勢や柔軟性を高める体の使い方なども伝えている。"心身が整いほぐれるレッスン"効果を感じ分かりやすい!と人気を集めている。 Lani yoga主宰
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