暴飲暴食が続いたあなたに【お疲れ内臓をリセット!】腸内環境を整える「お腹ねじりヨガ」
この時期は外食が増えたり普段と違う食生活が続いたりと、胃腸に負担がかかりやすいですよね。暴飲暴食が原因で内臓の働きが悪くなると、全身の疲労感にもつながるので早急にリセットすることが大事。ヨガでお腹周りを刺激し、腸内環境が整った軽やかな身体を手に入れましょう。
暴飲暴食が「内臓疲労」につながる
「お腹が常に張っている気がする」「疲れやすくて寝てもなかなか疲れが取れない」。年末年始を過ごした今、「なんとなく不調」を感じている人も少なくないのではないでしょうか。
不調の原因はもしかしたら「内臓疲労」かもしれません。普段の食生活のリズムが狂ったり暴飲暴食をしたり、反対に過度な小食などで胃や腸などの消化器官や肝臓などに不調が起こると、「内臓疲労」につながります。
内臓疲労をそのままにしておくと身体に以下のような影響が出ることがあります。
・身体が重だるく、疲れやすくなる
・便秘や下痢を繰り返す
・肩こりや背中の痛みを感じる
・消化吸収能力が落ちて栄養不足やエネルギー不足になる
・自律神経が乱れ、不眠やイライラなど気分にムラが出てくる
内臓の調子を整える「ねじりヨガ」
身体に悪影響を与える内臓疲労を蓄積しないためにも、呼吸とヨガのポーズで内臓機能を活性化させましょう。紹介するねじりのポーズは、内臓の働きを活性化させるだけでなく、デトックス効果や自律神経を整える効果も期待できます。「食べすぎたかも」と感じた翌日に行うと、お腹もすっきりしますよ。
片脚前屈のポーズ
前屈は腹部を刺激するおすすめポーズです。そこにツイストを加えることで背中まで刺激し、腹部全体のマッサージ効果を高めます。
①長座の姿勢で座り、右脚を立てて横に倒し、伸ばした左脚の内ももにつけます。
②両手を左脚の外側につき、息を吸いながら背筋を伸ばし、吐きながら上半身を前に倒しましょう。
③腰や背中のあたりの伸びを感じながら5呼吸分キープし、反対側も行います。
半分の魚の王のポーズ
下腹部からしっかりねじり、同時に目線も後ろに向けるのがポイントです。ねじったお腹を膨らませて内臓をマッサージするイメージで行いましょう。
①長座になり、右脚を曲げ伸ばした左脚の外側に置きます。
②左手で右膝を抱え、右手はお尻の後ろにつき、骨盤を立てましょう。
③息を吸いながら背筋を伸ばし、息を吐きながら下腹部→みぞおち→胸→目線の順にねじり後ろを振り返ります。
④後ろの手に重心がいかないように、お腹の力を使って体勢ををキープしましょう。
⑤右手で左膝を抱え、左手をお尻の後ろにつき、左後ろに振り返りましょう。
⑥5呼吸キープし、足を組み替えて①~⑤を同じように繰り返します。
ねじった体側を伸ばすポーズ
①四つ這いの姿勢から、左足を両手の間に置き、かかの真上に膝がくるようにセットします。
②右膝を一歩下げて安定させながら膝を伸ばし、そのままつま先でしっかり押してかかとを上げます。
③ゆっくりと上体を起こし、息を吸いながら両手を上げ、吐きながら上半身を真下に沈めるように踏み込みましょう。腰は反らないように、下腹部を引き込みお腹の前面を伸ばすように意識するのがポイントです。
④胸の前で合掌し、下腹部からねじりながら左にツイストします。
⑤肩を下げ、右ひじを左膝の外側に引っ掛けて5呼吸分キープしましょう。お腹ねじりと下半身の安定をキープしたら、反対側も同様に行ないます。
AUTHOR
早田凪沙
神奈川・都内ヨガインストラクターとして活動。女性の健康に寄り添うことをテーマに、婦人科系のお悩みや冷えの改善を目的とした『温活ヨガ』をベースにレッスンをお伝えしている。自身が発症した子宮内膜症について、より多くの人に知ってほしいと思い、ウィメンズヘルスライターとしての活動も始めた。
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