【たった1分で首・肩まわりが軽くなる】サラリーマン必見!どこでもできる首肩こり解消ストレッチ
体の不調として肩こりや腰痛を訴える方は多いですが、首のコリを感じている人は少ないように思います。でも、もしかしたらその状態が慢性化していて首コリに気づけていないだけかもしれません。
首コリが起こる理由とは?
個人差はありますが私たちの頭は約5キロあると言われていますが、その重い頭を支えているのが首です。正しい姿勢の時、頭が正しい位置に頭がある状態で約5キロの負担がかかっているのですが、現代人に多いストレートネックや猫背姿勢の方だと頭が前にでてきている状態で支えているので負荷が高まっています。
例えば、頭が45度傾いていると負荷が約22キロになるそうですが、45度の傾きとはまさにスマホを見る時になりがちな角度。多くの方が気づかないうちに22キロの負担を首にかけながらスマホを見ていることになります。これで首の筋肉が硬くならないわけがありません。
首コリをそのままにすると
毎日忙しく、仕事中に自分の頭の位置や姿勢にまで意識が向かないという人もいるかと思います。しかし、覚えておいて欲しいのは、首コリが悪化すると後ろを振り返りにくくなったり、首まわりの神経や血管が圧迫されてしまうことによって頭痛などの不調につながると可能性があるということ。ストレスの多い環境の中で自律神経も乱れやすくなると自律神経失調症になりやすくなったりする可能性も出てきます。
首コリ解消方法とは
一番の解決策は頭の位置を意識することです。耳の真下に肩がくるポジションが、本来あるべき頭の位置と言われています。
しかし、そうは言ってもついつい頭が前に出てしまう。そんな方のために今回はなるべくオフィスでもやりやすい&椅子に座ったままできる方法をご紹介。ちょっとした休憩の時や首まわりが疲れた時、サッとやるようにしてくださいね。
やり方
1)右手を椅子に添え、左手で右のこめかみを抱えます
2)息を吐きながら頭を左側へ倒し、右の首筋を伸ばしましょう
3)右手を体の斜め後ろへ移動して、左手は頭の後ろへ添えます
4)息を吐きながら頭を左斜め前に倒しましょう
5)続けて反対側も同様に行ってください
6)両手の指を組み、頭の後ろに添えます
7)息を吸いながら背筋を伸ばし、吐く息で視線と胸が斜め上に向かせます。両ひじも外側に開く意識を持つと肩甲骨が背骨へ引き寄せられ、肩まわりのストレッチに繋がりますよ。
仕事が忙しいと自分のことは後回しにしがちですが、どんどん悪化してしまっては大変ですので、不調のサインを見逃さないでください。今回のエクササイズは簡単にできるので仕事が忙しい人こそやって欲しいです。やった後はスッキリするため仕事効率に変化が出るかもしれませんよ。
AUTHOR
古賀奈津美
商社のサラリーマンをしていた頃に運動不足解消のために始めたヨガと出会う。ヨガを始めて半年後にRYT200を取得。週末のみ活動するインストラクターから、フリーランスのヨガインストラクターへと転身。常温ヨガ、ホットヨガ、溶岩ヨガなど様々なスタジオで指導。パークヨガやビーチヨガのイベントも実施。現在はオンラインヨガ・児童館にてママ向けヨガを実施中。RYT200取得/ヨガ解剖学基礎講座修了
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く