【脚を組んでいると腰痛になる?!】腰のトラブルをまとめて緩和!脚組みで硬くなる「腰方形筋」ほぐし
脚を組む癖のある人は、腰の深層筋である「腰方形筋(ようほうけいきん)」が固くなっていて腰の痛みを感じたり骨盤のゆがみが生じている可能性があります。簡単なストレッチで「腰方形筋」の張りを緩和しましょう。
姿勢を安定させる役目のある「腰方形筋」
腰の筋肉である腰方形筋(ようほうけいきん)は、骨盤の上の部分から一番下の肋骨と腰椎の側面にかけて繋がっている、骨盤と腰椎を安定させる筋肉です。
脚を組む癖がある人は「腰が固い」?
腰方形筋は左右対称に付着しそれぞれ独立しているため、左右どちらかの筋肉が固くなったり弱まったりすると、骨盤バランスが崩れ姿勢が乱れる可能性があります。
・同じ脚ばかり組む癖がある
・荷物を片方の腕だけで持つ
・いつも体を同じ方向にひねってテレビを見ている
・テニスやゴルフなど、一方方向の動きをするスポーツをしている
以上のような姿勢をとることが多い人は、腰の張りやこり、腰痛を引き起こさないためにも日頃のケアや姿勢の癖の改善をすることをおすすめします。
腰の張りをほぐす簡単ストレッチ
腰方形筋の左右バランスが整うと、腰痛予防だけでなく姿勢の改善や呼吸のしやすさなどにも繋がります。1ポーズ30秒を目安に、痛いというよりも心地よさの勝る範囲で行いましょう。
①あぐらで座ります。右手を左脚の太ももの上に置き、左腕を天井方向に伸ばします。息を吐きながら上半身を右側に倒し、左の体側を伸ばします。呼吸をくり返し、ゆっくりと体を起こします。反対側も同様に行います。
②四つん這いになります。息を吐きながら背中を丸めておへそを見ます。次に息を吸いながらお尻を突き上げて背中を反らせ、目線を天井にして胸を広げます。
動画を使ってじっくりストレッチしよう!
AUTHOR
小野田貴代
ヨガインストラクター・ベビーマッサージセラピスト。学生時代にヨガに出会い、ヨガインストラクター養成講師を経て現在はオンラインを中心に活動。誰もが取り組みやすい、日常に活かすヨガを幅広く伝えている。CM等のメディア監修や健康コラム執筆、 FMラジオパーソナリティとしても活動。初心者から自分のペースで楽しめる「たかヨガ」もYouTubeで配信中。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く