【肩こりを呼びこむ「ダメダメ習慣」3つ】タオル1枚で「極上の肩こりほぐし」が叶う方法とは?
肩の筋肉がガチガチになる辛い肩こり…。そもそもどこの筋肉が肩こりの原因になっているのでしょう?肩こりの原因となる「ダメ習慣3つ」と「肩こり筋」を寝たままほぐす簡単リリース方法をご紹介します。
辛い肩こりの…こっているのは「僧帽筋(そうぼうきん)」
僧帽筋は背中に大きく広がるダイヤモンド型の筋肉。「肩がこったなぁ」と感じる時、思わず揉みたくなる部分が僧帽筋の上部に当たります。「肩こり筋」とも呼ばれる僧帽筋上部。いったいなぜ、こりが生じてしまうのでしょう?
僧帽筋上部が硬くなるダメダメ習慣3つ
1)×気がついたら首が前に出ている
携帯を肌身離さず持ち歩く時代。仕事中も電車の中でも、もしかしたらトイレの中までも?熱心に見入れば見入るほど、どんどん首が前のめりになっていきます。首が前に出てくると、重たい頭を支える為に首や肩の筋肉がガチガチにこってしまいます。もし背中を壁につけて座った時に後頭部が壁についていなかったら、首が前に出ている可能性大!
2)×運動不足で体幹が弱い
肩こりと体幹。あまり繋がりがないようにも思えますが、実はとても大きく関係しています。本来、体の中心を支えてくれるはずの体幹がしっかり働いていないと、体幹以外の手脚や肩、首などの筋肉が過剰に働くことになり、肩こりの原因となってしまうからです。体幹の最も簡単なトレーニング方法は「よい姿勢で深い呼吸をすること」。日々の生活で、ぜひ意識してみてください。
3)×強い緊張やストレスを感じている
緊張したりストレスを感じている時は、呼吸が浅くなり、肩まわりもギュッと硬くなっています。無意識の内に筋肉が過緊張の状態になり、自律神経も乱れて血流が悪くなる為、老廃物が溜まりやすくなります。体や心が疲れていると感じた時に、ホッとできるような自分オリジナルのストレス解消法があるといいですね。
寝たままバンザイするだけ!かんたん僧帽筋上部リリース
硬くなった僧帽筋上部を、タオルを使ってリリースする方法をご紹介します。寝っ転がったまま簡単にできるので、毎日の習慣に取り入れてみてください。もし筋肉に強い張りや痛みを感じている場合は、無理をせず医療機関を受診しましょう。
用意する物
■細長いタオル1枚(画像では約30cm×80mのタオルを使用しています)
タオルを細長く畳み、結び目を2つ作る/結び目同士の距離は少し離す(首の骨が入るだけのスペースを空けておく)
やり方
1.タオルを置き、結び目が僧帽筋丈夫にあたるようにあお向けに寝て、膝を立てる。
2.息を吸いながら両手を頭上に持ち上げる。息を吐きながら両手を体側に下ろす
3.痛みがなければ、少し肩に重心をかけていく
息を吸いながら両手を頭上に持ち上げ、同時にお尻も持ち上げる。息を吐きながら両手を体側に下ろし、同時にお尻も下ろす
AUTHOR
のぐちかなこ
専業主婦からヨガ講師へ。大手ヨガスクールにて全米ヨガアライアンスの講義 (RYT200/RPYT85)及びヨガレッスンを年間1,000時間以上担当。2018年に独立し〈あんどYOGA〉を立ち上げる。現在もヨガインストラクターの養成に携わりながら、特に産前産後に関するヨガや新米ヨガインストラクターサポートに力を注いでいる。オンライン講座も多数開催中。プライベートでは三姉妹の母。あだ名はかーちゃん。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く