【更年期の疲れ・だるさ・倦怠感は脳疲労から?】頭と体がすっきり軽くなる!脳を休ませる5つの方法

 【更年期の疲れ・だるさ・倦怠感は脳疲労から?】頭と体がすっきり軽くなる!脳を休ませる5つの方法
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永田京子
永田京子
2022-10-01
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すぐに取り入れたい!脳を休ませる5つの方法

では、日々の生活で簡単にできる脳を休ませる5つの方法を紹介しましょう。

方法1:目を閉じる

人の五感が脳にもたらす情報量は、視覚からがダントツで多いことがわかっています。その割合は、約8割にも上ります。

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Gurafu by Kyoko Nagata

つまり、視覚からの情報をシャットダウンするだけで、脳を休ませることができるわけです。例えば、スマートフォンやパソコンをしょっちゅう使っている、常に情報を取り入れているという人は、意識的に目を閉じてみることをおすすめします。

方法2:昼寝をする

昼寝は集中力を高めて、仕事のパフォーマンスを上げると言われます。眠ることで脳をいったん休めることができるため、とてもおすすめの方法です。とはいえ、夜の睡眠に影響が出るほど眠るのはよくありません。10分から30分程度の睡眠にとどめましょう。

昼寝
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方法3:緑がある公園を歩く

緑が豊かな公園や、自然の中を歩くことで、意識があちこちへと向くようになります。

木々や草花、空の色や雲の流れを見たり、鳥のさえずりや、虫の鳴き声を聞いたり…自然の中を歩いていると、いつもは見ていない、聞いていないものが見えたり聞こえたりするものです。いつもはスマートフォンやパソコンなどに集中している意識があちこちに向くと、それだけで脳がリラックスします。

ミシガン大学の研究では、学生に約1時間自然の中を歩いてもらったあとに記憶のチェックをしたところ、歩いた学生と歩かなかった学生を比べると、歩いた学生は飛躍的に記憶力が上がっていたという結果が出ています*。自然の中を歩くことで脳が休まり、記憶の定着につながったと考えられます。

*Marc G. Berman et al., The Cognitive Benefits of Interacting With Nature, Psychological Science, 19(12), 2008. 

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永田京子

永田京子

NPO法人 ちぇぶら代表理事、更年期トータルケアインストラクター 1,000名を超える女性たちの調査や医師の協力を経て “更年期対策メソッド”を研究・開発・普及。口コミで広まり、企業や医療機関など国内や海外で講演を行い述べ3万人以上が受講。2018年カナダで開催の国際更年期学会で発表。著書「女40代の体にミラクルが起こる!ちぇぶら体操(三笠書房)」、「はじめまして更年期♡(青春出版社)」。



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