【ターゲットは肋骨】40代のぽっこりお腹に効果!骨格からくびれを作る簡単エクササイズ
「くびれ」は、ぽっこりお腹をスリムにさせるだけではなく、実は骨格からつくる必要があります。そのためにはまずは胸郭のズレを修正することが重要。簡単にできる肋骨押し込みエクササイズをご紹介します!
くびれをつくる条件とは?
骨格から美しいくびれをつくるには、以下の条件を満たすことが必要と言われています。
- 背骨(特に胸の部分、胸椎)が固まっていないこと
- 肋骨の上部が呼吸に合わせて上下に動くこと
- 肋骨の下部が呼吸に合わせて左右に開いたり閉じたりできること
- 胸郭(背骨と肋骨で構成されていて中に肺が入っている鳥カゴのような部分)が左右にズレず、体の中心にあること。
これらを満たすと、胸郭が呼吸するたびに360°開いたり閉じたりする動きができるようになり、くびれに重要な下部肋骨も正しく閉じるようになります。
下部肋骨は、みぞおちを頂点として、左右の肋骨の開きの角度が80°〜90°だと、美しいくびれができると言われています。
8割の人が胸郭がズレている⁈
くびれをつくる条件の④番目、胸郭の左右のズレの修正はとても重要です。なぜなら、胸郭が左右にズレず体の中心にあって初めて、①〜③も可能になるからです。
しかし実際は8割程度の方が、胸郭が左にズレているといわれています。理由は肝臓の位置や、利き手などの影響だと考えられています。ズレの程度にも個人差がありますが、くびれに左右差がある方は特に要注意です。
胸郭のズレを修正して正しい胸郭の動きを取り戻し、美しいくびれをつくりましょう!
肋骨押し込みエクササイズ
- あぐら座で座る。右手は頭の後ろ、左手は肩の横にセットする
- みぞおちから体を左側に曲げる
- 左手が床についたら、手で床を押し、床を押す力で左側の肋骨を中に押し込む
- 右肘は天井に向け、脇腹の伸びを感じる
- 数回繰り返したら、反対側も同様におこなう
ゆったりとした呼吸にあわせておこなってみましょう。
詳しい動きは動画をご確認ください
お尻が床から離れないように、みぞおちから体を曲げるのがポイントです。最初は曲げやすさに左右差を感じる方も多いですが、胸郭の位置が修正されてくると、徐々に気にならなくなってきますよ。
AUTHOR
齋藤美紀子
航空会社CAなどを経験後、妊娠・出産を経てボディメイクトレーナーとして始動。「忙しい人こそ、健康で美しく」をテーマにした朝5:30〜6:00のオンラインボディメイクレッスン「早起きボディメイク」を主宰。運動したいけれど子育てや仕事で忙しく、スタジオに通う時間が取れない方に、自分の体と向き合う時間、効率的にボディメイクできる場を提供している。早起きボディメイクはライブレッスンと動画見放題で月額3000円。FTPピラティスベーシックプラスインストラクター、rfca(骨格ボディメイク)認定スペシャリスト。
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