【肩のトラブルは意外と多い】痛みが出るその前に!肩を安定させるローテーターカフトレーニング

 【肩のトラブルは意外と多い】痛みが出るその前に!肩を安定させるローテーターカフトレーニング
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特別に何かスポーツをしていなくても大人になると肩のトラブルは増えていきます。股関節と同様に肩関節のインナーマッスルもとても大切なのです。

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様々な方向に動かすことができ、日常で使わない日はないくらい良く働いてくれる肩の関節。運動不足の方も腕を動かさない日はないですよね。その反面、トラブルもとても多いのが肩回りです。

肩関節 イラスト
イラストAC

肩関節は、球状の形の腕の骨が肩甲骨のくぼみにはまりこんでいる球関節です。腕を様々な方向に動かすことができるのはこの球状の形のおかげですが、自由度が高い分不安定なのが特徴です。

ローテーターカフ イラスト
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この不安定な肩関節を安定させているのが、肩甲下筋・棘上筋・棘下筋・小円筋の4つからなるローテーターカフです。日常生活で腕を使う時にこのローテーターカフがしっかり働いてくれることによりスムーズかつ安全に腕を動かすことができます。ローテーターカフの強さは肩のトラブル予防に重要な要素と言えますね。

大きな筋肉を意識して使うのではなく、負荷の少ない動きでローテーターカフを刺激してみましょう。

ローテーターカフトレのやり方

トレーニング①

ローテーターカフ トレーニング
photo by Yukari Takayama

1)右手を肩の高さで真横に伸ばし手の平を前に向けて、右肘を90度に曲げる。

2)左手で右腕を下から支えながら、息を吐いて右手を肘の高さまで前に倒し、吸って元に戻す。

3)10回程度行い、反対側も同様に行う。

ローテーターカフ トレーニング
photo by Yukari Takayama

ポイント:慣れてきたら両手を同時に動かしてもOK。

トレーニング②

ローテーターカフ トレーニング
photo by Yukari Takayama

1)左手を右肩にそえ、脇をしめたまま右手を「小さく前にならえ」をして手の平を上に向ける。

2)右の脇をしめて肘を90度に保ったまま、息を吐いて右手を横に開き、吸って元に戻す。

3)10回程度行い、反対側も同様に行う。

ローテーターカフ トレーニング
photo by Yukari Takayama

ポイント:慣れてきたら両手を同時に動かしてもOKです。また、背中をぎゅっと寄せて動かす必要はありません。大してどこにも効いていないような軽い動きで大丈夫なので力を抜いてパタパタ動かしてください。

注意:肩関節は繊細です。痛みがある場合は無理に動かさずに、まずは医療機関を受診してください。

▼ 詳しいやり方を動画で見たい方はこちら ▼

 

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AUTHOR

高山ゆかり

高山ゆかり

ヨガインストラクター。【姿勢と自律神経を整え健やかに】 をコンセプトに活動。長年の運動不足により体調を崩したことをきっかけにヨガを始める。ヨガに筋膜リリース、ピラティスを取り入れることで硬かった体がほぐれ、インストラクターの資格取得に至る。福岡市内のスタジオ、自宅にてヨガレッスンを行う。RYT200/チェアヨガ/ピラティスインストラクター/アロマテラピー検定1級。プライベートでは2児の母。



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