【骨盤歪み・股関節の硬さにアプローチ】マイナートラブルの元凶を改善!1日1分でできる「最強ヨガ」
「骨盤のゆがみ」と「股関節の硬さ」でお悩みの人は多いですよね。骨盤と股関節は密接に関係しているので、できることならまとめて一気に改善したいものです。骨盤と股関節のお悩みに同時にアプローチできるおすすめヨガ「針の穴のポーズ」をご紹介します。
骨盤と股関節の関係
骨盤にあるくぼみに大腿骨の前端の丸い部分がはまっている部分を股関節といいます。骨盤がゆがむと連動して股関節にもねじれが生じ、さまざまな身体のトラブルを引き起こしてしまいます。
骨盤のゆがみの原因と身体への影響
無意識に脚を組むくせや立ち姿勢や座り姿勢のときに重心が片側にかかるくせがある人は、左右の筋力に差が生まれています。左右の筋肉のアンバランスになると、骨盤にゆがみが生じます。骨盤には、身体の前面と後面のそれぞれの筋肉が関わっているので、それぞれの筋肉の左右バランスを意識をしないといけません。
骨盤がゆがんでしまうと、「むくみ」「冷え性」「下腹部のぽっこり」など、様々な身体の不調を招きます。その理由は、まず、骨盤まわりの筋肉が凝り固まることで血流が悪くなります。手や足などの身体の末端への血流が滞ることで、内臓の働きが低下し冷えたりむくみやすくなってしまうのです。また、骨盤がゆがむと内臓を支えるインナーマッスルが衰えるため内臓が下がりやすくなるために、下腹部がぽっこりしてしまいます。
股関節が硬くなる原因と身体への影響
歩く歩幅が狭い人や、デスクワークなどで長時間座った姿勢をとり続ける人は、骨盤まわりの筋肉や脚まわりの筋肉が硬くなり、股関節の可動域も狭くなります。
股関節が硬くなると身体全体の代謝の低下や血行不良を引き起こしてしまうため、「むくみ」「冷え性」「下半身太り」「疲れやすい」「怪我のリスクが高まる」などの不調が発生します。
「針の穴のポーズ」と効果
股関節の柔軟性を高めることと、骨盤のゆがみ改善は、女性にとって大きな課題。今回は、どちらにもまとめて効くヨガのポーズをご紹介します。
「針の穴のポーズは」、骨盤のゆがみ、股関節の硬さの改善以外にもたくさんの効果が。股関節を動かすことでお尻の筋肉(臀筋)と太ももの裏の筋肉(ハムストリング)が伸び、お尻まわりのコリもほぐせます。
①両脚を立てて、仰向けに寝ます。
②右の太ももに左脚を引っ掛けます。この時の左ひざは90度に曲げましょう。
③両脚の間の空間に左手を通し、右手を右脚の外側からまわします。右脚のすねの上で両手を組み、胸の方向へ引き寄せます。
④そのまま呼吸をし、30秒ほどキープします。
⑤反対側も同じようにします。
手を組むのが辛い場合は、両手を組む代わりにフェイスタオルを使ったり、太ももの裏で両手を組んでもOKです。頭、背中、仙骨がしっかりと床につくように意識をして行いましょう。
私自身骨盤のゆがみがひどく、股関節の可動域も狭く、ヨガを習いたての頃は「針の穴のポーズ」が苦手でした。時間をかけて続けることで、股関節の可動域が少しずつ広がり、骨盤のゆがみも改善されきたと実感しています。ぜひ「針の穴のポーズ」を続けてみてください。
動画を見たい方は、コチラをどうぞ
AUTHOR
上村ゆい
精神保健福祉士・社会福祉士の国家資格を持つヨガインストラクター。精神科勤務・飲食店・美容部員・農業など幅広い職種を経験し、2017年からフリーランスのヨガインストラクターとして様々な場所でレッスンをする。2019年から古民家を借りて、ヨガ教室を主宰。2021年からトータルビューティを学べるオンラインサロンを開設。どちらかというと身体が硬めのヨガインストラクター。
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