【初心者におすすめの椅子ヨガ】ダイエット・リラックス・不調改善の効果を深める門のポーズ
膝立ちで行うヨガの門のポーズ(かんぬきのポーズ/パリガーサナ)。一見簡単そうですが、膝に痛みを感じたり、バランスがとれずにグラグラしたりするので、初心者にとっては意外と難しいポーズかもしれません。今回は、初心者でも快適、かつ、たくさんの効果を実感できるように、椅子を使って行う門のポーズのやり方を紹介します。ヨガに慣れていても、ポーズの効果がよくわからない…。そんな人にもおすすめです。いつもと違う門のポーズを楽しんでみませんか?
門のポーズの効果
門のポーズは、片膝を立てて、体側を大きく伸ばします。期待できる効果をこちら。
●バランス力、体幹を強くする
●背骨を柔軟にする
●骨盤を整える
●脇腹や腰のたるみを引き締める
●胸が広がり、呼吸が深まる
●リラックスしながら全身スッキリする
●血液やリンパの流れをスムーズにする
●肩、腰、背中の凝りを和らげる
●内臓機能の活性化
このように、ダイエットにも、リラックスにも、不調の改善にも、嬉しい効果がたくさんあると言われています。
3ステップで深める「椅子を使った門のポーズ」
今回は、初心者や、膝をつく姿勢が苦手な人にもおすすめの、椅子を使った門のポーズのやり方を紹介します。自分のペースで行い、少しずつ深めてみましょう。
ステップ1
1. 椅子の横に立ち姿勢を整える
2.軸足を根付かせ、骨盤が傾かないようにして、右足を椅子の座面に乗せる
まず、この位置でキープ。座面に乗せた右足は、つま先を天井に向けておきます。背骨や右内腿の自然な伸びを感じてみましょう。
ステップ2
1.右脚を椅子の座面に乗せたまま、両手を腰にあてて骨盤を安定させる(肩が力んでしまう場合は、両手を楽な位置に下ろしましょう)
2.息を吸って背筋を伸ばし、吐きながら上体をゆっくり右に傾ける
背中や腰が丸まらないように、傾ける角度を調節して左体側を心地よく伸ばしましょう。視線は楽なところでOK!右内腿が、ステップ1よりも強く伸びていくのを感じてみましょう。
ステップ3
1.右足を椅子の座面に乗せたまま、右手の平を上にして脛に添わせる
2.息を吸って左手を天井に引き上げ、吐きながら上体を右に傾ける
腕を上げることで胸が広がります。左体側の伸び感が大きくなり、同時に右内腿の伸びも深まることに気づくはず!無理に引っ張らず、心地よい呼吸と共に、少しずつポーズを深めましょう。
その日の自分に合ったポーズを楽しもう!
今回は、椅子を使った門のポーズを紹介しました。誰でも日々、体や心の状態は異なります。猛暑が続くと、体が重く動きにくいと感じる日もあるはずです。ぜひ、今回のやり方を参考にして、その日の自分に合った門のポーズを楽しんでみましょう。そして、体や心にどんな変化が起こるか…新たな発見や気づきも楽しめるといいですね!
AUTHOR
須藤玲子
2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く