【目指せ腸美人】便秘解消に効果大!腸の冷えを改善&ぜんどう運動を活性化する「内臓マッサージヨガ」
夏は冷たい飲み物や食べ物がおいしい季節ですが、その分内臓が冷えやすく便秘になりやすい時期でもあります。そんな時におすすめなのが「内臓マッサージ」です。お腹を指圧刺激する方法もありますが、今回は誰でも簡単にできる仰向けヨガストレッチをご紹介。ベッドの中でもできるので、寝起きや就寝前に実践してみてくださいね。
からだが冷えると便秘になる?
冷房の効いた室内や電車の中にいると身体が冷えることを実感すると思いますが、実は食べものや飲みものでも冷たいものを摂ると内臓が冷えます。内臓が冷えると便を送り出す腸も冷えてしまい、血流が悪く腸の動きが鈍くなり便が腸の中に留まってしまうのです。
お腹を触って冷たいと感じる人や冷え性の自覚がある人、体温が35℃台の人は腸が冷えているサインです。心当たりがある人は、まずは温かい飲み物を飲むことや腹巻をするなどお腹を温める工夫をしたり、ヨガや簡単な運動で体温を上げて血流改善することを意識しすると良いでしょう。ちなみに、腸の働きが活発になる温度は37度前後で、腸内温度が上がると腸内細菌(善玉菌)が元気になり、消化吸収力や免疫力向上にも期待できます。
今すぐトライ! 内臓マッサージヨガ
便秘解消には冷えの改善と腸内の働きを活発にすることが大切です。そこで今回は、お腹周りを刺激するヨガストレッチを紹介します。
下腹部を刺激する「ガス抜きのポーズ」
①仰向けの姿勢から膝を立てる
②両膝を胸の前で抱える
③息を吸いながら膝を胸に引き寄せ、息を吐きながら緩める(3~5回)
ポイント:膝を引き寄せた時に太ももで下腹部を刺激するイメージでおこなう
膝を大きく回す
①仰向けのまま両手を肩の高さで広げる(スペースがなければ肘を90度に曲げてもOK)
②両膝を揃えた状態で右に5回大きな円を描くように動かす
③反対側も同様におこなう
ポイント:膝を揃えたまま動かすことで、お腹や股関節まわりにも刺激が加わる
ウエストをねじる「ワニのポーズ」
①仰向けの姿勢で両手を肩の高さで広げる
②膝を立て胸に引き寄せる。両膝を揃えて右に倒す(3~5呼吸キープ)
③真ん中に戻り、反対側も同様におこなう
ポイント:余裕があれば膝と反対方向に顔を向ける
お腹を温める&刺激してすっきり「腸美人」になろう
簡単な動きですが、やってみるとじんわりお腹が温まる感覚があったり、ゴロゴロと腸が動きだす感じがしたりするかもしれません。ベッドの中で1日3分実践して、夏冷え&便秘知らずのお腹を手に入れましょう!
動画で動きを確認したい方はこちら
AUTHOR
早田凪沙
神奈川・都内ヨガインストラクターとして活動。女性の健康に寄り添うことをテーマに、婦人科系のお悩みや冷えの改善を目的とした『温活ヨガ』をベースにレッスンをお伝えしている。自身が発症した子宮内膜症について、より多くの人に知ってほしいと思い、ウィメンズヘルスライターとしての活動も始めた。
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