薬に頼る前にこれやって「頑固な便秘」におすすめ!腸が変わる【最強デトックスマッサージ】

 薬に頼る前にこれやって「頑固な便秘」におすすめ!腸が変わる【最強デトックスマッサージ】
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長沢美月
長沢美月
2022-05-17

便秘は、多くの人が1度は経験したことのある症状ではないでしょうか? 一時的なものであれば良いですが、慢性的な便秘の方は、2週間に1回という方も耳にします。 そのような方は腸の働きが鈍くなっています。 そこで、便秘を解消するには体の外から腸を刺激して、その働きを活発にするのが、最も近道です。 今回はは即効的な効果が期待できるマッサージをご紹介します。

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便秘の原因

便秘の原因は便秘の種類によって細かく異なりますが、大きくは、3つに分けられます。

①    機能性便秘

最も多いのが、「機能性便秘」です。機能性便秘は、大腸や直腸の働きに異常が生じるタイプの便秘です。生活習慣やストレス、加齢などが原因として考えられています。

②    器質性便秘

大腸の中を便がスムーズに通過できなくなることで起こる便秘で、大腸がんや手術後の癒着、潰瘍性大腸炎やクローン病といった炎症性の腸の病気の方に起こりやすい便秘です。

③    薬剤性便秘

喘息や頻尿、パーキンソン病の治療で使われる抗うつ薬、抗コリン薬や咳止めには腸の動きを鈍くする副作用があり、これによって便秘となる可能性があります。

便秘改善のポイント

便秘の原因は、ほとんどが大腸内のトラブルによるものです。また、生活習慣の乱れやストレスが影響している場合も少なくありません。ストレスで腸内環境はすぐに変わってしまいます。そうはいっても、なかなかストレスをなくすことは難しいと思います。よって、簡単に出来る、「食事」と「運動」は、便秘改善には、特に重要です。

食事

便秘を改善するために、まずは食生活を見直しましょう。バランスの良い食事を摂ることが基本ですが、「食物繊維」「水分」を取り入れることで、腸の働きを整えることができます。実際にやってみてよかった事をご紹介します。

・白湯を飲む

便を柔らかくするためには、水分は必要不可欠です。水分摂取量が少ないと、便が硬くなってしまいます。便を柔らかくするには、一日1.5~2リットルの水分を摂ることを目安にしていきましょう!

朝起きた時に白湯を飲むのも便秘改善に効果的です。寝ている間に失われた水分の補給が出来、腸へほどよい刺激を与えることもできます。白湯を飲むようになってから、朝に便が出るようになった方もいらっしゃいます。

白湯
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・食物繊維を摂る

食物繊維には水溶性と不溶性の二種類があります。それぞれ腸に良い働きを持っています。自分に合う方を選んで見てください。

①    水溶性食物繊維
水溶性食物繊維の特徴をご紹介します。
・水に溶ける
・便を柔らかくする働き
・善玉菌のエサになる
です。
食べ物では、穀物、豆類、きのこ、芋類、果物などに多く含まれています。

②    不溶性食物繊維
不溶性食物繊維の特徴をご紹介します。
・水に溶けづらい
・腸を刺激し、排便量を増加させる
しかし、便が硬い人が摂りすぎると便秘が悪化する恐れがあるので、注意して下さい。
たべものでは、海藻、こんにゃく、大麦、豆類、根菜類などに多く含まれています。

いずれの食物繊維も、摂りすぎると逆効果になりますので、自分に合った適量を摂取していきましょう。

食物繊維
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マッサージ、運動

日常的に運動不足になっていて便秘になっている方は、日常的に運動を取り入れるだけでも便秘が改善する可能性があります。

便秘に関連のある筋肉は、腹筋です。腹筋が衰えると、便を押し出す力や腸の蠕動運動が弱まってしまいます。そのため、腹筋を鍛えることが便秘予防には重要です。

美腸
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便秘改善におすすめマッサージ

今回は、筋トレよりも辛くなく、簡単に出来るマッサージ方法をご紹介します。外側からアプローチをすることで、腸の動きも良くなり、グルグルしてくる方もいらっしゃると思いますので、是非やってみてください。

・パタンパタン運動

①    両手でグーを作って、付け根に当てたら、そのままうつ伏せになります。

(写真は位置がわかりやすいように立ってますが、うつ伏せで行います)

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②    両膝を曲げ、パタンパタンと倒しながら、拳を少しずつ上に上げていき、お腹をマッサージしていきます。

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③    肋骨には当たらないくらいまで上がってきたら、ゆっくり来た道を戻っていきましょう。
痛い所や張っている所があれば少し多めに行っていきます。
痛すぎる場合は、やめておきましょう。

・”の”の字マッサージ


①    仰向けで両膝を立てたら、お腹を指先でひらがなの『の』を書くようにマッサージしていきます。
ポイントは、お腹の力を抜いてリラックスすることです。

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②    右の肋骨の下と左の骨盤の上らへんを掴んでマッサージしていきます。
反対も同じように行います。

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③    左の骨盤の少し上と左の脇腹を指先で両方同時にぐっぐっとリズムよく押していきます。

(写真は位置がわかりやすいように起きてますが、仰向けで行って下さい)

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④    最後にのの字を書いて、上から下に流します。

いかがでしたか?辛い便秘はなんとかしたいですが、薬に頼ってしまうといずれ限界がきてしまいます。是非内側からも外側からもアプローチをして、自然に排便が出来る様になっていってください!

 

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長沢美月

長沢美月

アルカリストダイエット創始者。自分自身が何をやっても変わらない体型に悩み、ダイエットに890万円以上費やし、身体を変えた経験からオリジナルメソッドを構築。体型に悩む女性をゼロにする。という夢に向かい、20代から60代まで幅広く、健康美を作り上げている。 2021年まで日本テレビ『ズームイン!!サタデー』のキャスターとして活動。 Instagram:@mizuki_yoga_、@mizuki_@mizuki_0212



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