【まだ間に合う!夏の二の腕・背中のハミ肉対策】タオル1本でできる美背中ストレッチ
薄着になる季節が到来。背中から二の腕に流れ込んだ脂肪が急になり始めた、という人多いですよね。そんな人におすすめなのが、タオルを使った簡単エクササイズ。座ってできるので、体力に自信がない人でも継続できますよ。
背中・二の腕に脂肪が溜まるのはなぜ?
意識が向きにくい
日常生活の中で、自分の背中から二の腕のラインを意識することはありますか? きっと、多くの人があまり気にしていないのではないでしょうか? 背中や二の腕の脂肪は無意識に後回しになりがちで、気づいた時には脂肪がむっちり! となってしまうのです。
運動不足・姿勢の乱れによる筋肉の衰え
運動不足や姿勢の乱れにより筋力が衰えると、背中や二の腕にも一層脂肪がつきやすくなります。特に脇を覆う「前鋸筋」や、首、肩、背中に繋がり、肩甲骨の動きに関わる「僧帽筋」は、背中~二の腕のスッキリしたラインを作ってくれる大切な筋肉です。これらの筋肉が衰えると、血流が悪くなり、脂肪も燃焼しにくくなります。
背中・二の腕を引き締めるタオルエクササイズ
背中や二の腕のハミ肉に効く、タオルを使った腕の上げ下ろしエクササイズです。デスクワークで前かがみの姿勢が続く人、腕を上げ下げしたり、曲げ伸ばしたりする動きの少ない人に特におすすめ。背中・二の腕・肩甲骨を意識しながら行うと、効果も出やすいですよ。
1.肩幅よりやや広めにタオルを持ち、腕を体の前に下ろして座る。座る場所は床でも椅子でもOK。
2.息を吸いながら、両腕を前から上へ引き上げる。できたら耳の横まで上げられるとベター。
3.息を吐き、腕を伸ばしたまま、肩と肩甲骨を一段階腰の方に下ろす。
4.肩・肩甲骨を下げたまま、もう一度息を吸い、吐きながら腕を体の前にゆっくり下ろし元の位置へ。
ポイント
脇(前鋸筋)や背中(僧帽筋)に意識を向け、肩甲骨をしっかり下ろすこと。背中のハミ肉、脇や二の腕に溜まった脂肪をつぶす、というイメージで行うと分かりやすいかもしれません。
最後に
今回のエクササイズ、動きは地味ですが、繰り返すと背中が熱くなるような感覚や、普段使わない筋肉が動いていることに気づくはず。それは、肩甲骨を動かすことで、自ら熱を生み出し脂肪を燃やす準備ができた証拠。ぜひ継続して、背中も二の腕もスッキリさせましょう!
AUTHOR
須藤玲子
2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く