【きつくない】視線が集中しやすい背中と下半身を効率的に鍛えるヨガトレ
薄着の季節は、ボディラインが気になりますよね。 体のなかでも面積が広かったり、人の視線が集中しやすかったりする背中や足などは特に……。 とは言っても「トレーニングはしたいけれど、ハード過ぎるのはちょっと……」という方は、なじみのあるヨガポーズをアレンジした"ヨガトレ"をしてみませんか?
なじみのあるいつものヨガポーズをアレンジして、その強度を高める“ヨガトレ”。
「ヨガは好きだけれど、トレーニングは苦手」という方でも、それなら比較的取り入れやすいのではないでしょうか。
今回は、さまざまな流派・レッスンでもよく取り入れられる「ローランジ」をアレンジしたポーズを紹介していきたいと思います。
「ローランジ」をアレンジしたヨガトレ
「ローランジ」は、足を前後に大きく開いて、床をしっかりと踏みしめるヨガのポーズ。
下半身に力を入れてポーズをキープするため、太ももやふくらはぎの筋肉を使うほか、股関節の屈曲や伸展による刺激で血行促進、むくみの改善、骨盤の調整などにも期待できるでしょう。
そして、これから紹介するヨガトレでは、「ローランジ」から片足を浮かせていくことで、背中やお尻といった体の背面のトレーニング要素も加えていきます。
それでは早速、ポーズを取ってみましょう。
やり方
(1)四つ這いになる
→手は肩幅、足は腰幅、肩の下に手首、股関節の下にひざをつく
(2)手と手のあいだに右足を置き、左足はややうしろに引く
→足はつま先を立て、手は指先を床についたカップハンズにする
→右ひざの位置は、かかとの上
(3)左ひざを床から持ち上げて、「ローランジ」のポーズ
→あごを軽く引き、頭頂部から左のかかとまでが斜め一直線になるようにする
→骨盤は正面に向けておく
(4)手の位置を右つま先よりも前に置いたら、重心をやや前方に移動させて、左足を床から浮かせる~呼吸を5回繰り返す
→右ひざがつま先よりも前に出ないようにする
→反動を使わずに、ゆっくりと足を持ち上げる
(5)反対側も同様におこなう
単体のポーズとしての効果もありながら、ポーズとポーズをつなぐ役割りも果たす「ローランジ」。
アレンジを加えたバージョンも、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
※ ポーズの強度が高くなるので、体の様子を見ながら無理のない範囲でおこなってください。
AUTHOR
高木沙織
ヨガインストラクター。「美」と「健康」には密接な関係があることから、インナービューティー・アウタービューティーの両方からアプローチ。ヨガインストラクターとしては、骨盤ヨガや産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、体幹トレーニングに特化したクラスなどボディメイクをサポートし、野菜や果物、雑穀に関する資格も複数所有。“スーパーフード”においては難関のスーパーフードエキスパートの資格を持つ。ボディメイクや食に関する記事執筆・イベントをおこない、多角的なサポートを得意とする。2018~2019年にはヨガの2大イベントである『yoga fest』『YOGA JAPAN』でのクラスも担当。
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