【カンタン10秒!背中痩せ】姿勢を保つ筋肉が鍵?背中のぜい肉をごっそり“そぎ落とす”美筋ヨガ
「ヨガをやってもやせない、ボディメイクできない」という人、必見!解剖学に基づいた「美筋ヨガ」で、普段意識してない筋肉を鍛えれば、体は確実に変わります。
アウターを休ませインナーを鍛え、しなやかボディに
「美筋ヨガ」とは、「ほぐす、伸ばす、鍛える」という3ステップを基本にしたヨガのこと。解剖学に基づいていて、正しい動きを行 えば、確実にボディメイクの効果が期待できます。
「毎日の習慣や体の癖などで、普段使う筋肉はアウターに偏りがち。この美筋ヨガでは、いつもは働いていないインナーの筋肉にアプローチすることで全身のバランスを整え、体を正しい形にリセットします」と廣田先生。そのため、美筋ヨガではまず、硬くなった筋肉に張りついた筋膜をリリースし、動かしやすくするところからスタートします。「深層の筋肉を鍛えるので、ムキムキに肥大することはありません。だから、気になる部分はしっかり引き締めながらも、しなやかなボディをつくることができるんです」
大事なのは、今どの筋肉を使っているか意識すること。早速、美ボディ目指して挑戦しましょう!
頭の位置を戻し胸を開いて、肩甲骨を正しい位置に
前屈みの姿勢を続けると肩が巻き込み、頭が前に出てしまいます。胸まわりも硬くなって背中が曲がり、肩甲骨も開きます。すると、背中の筋肉が弱って脂肪がつきやすい状態に。まずは「頭」「胸」「肩甲骨」をリセット。
正しい姿勢を保つ筋肉を育てる
背中寄せ
背中の筋肉で弱りやすいのが、首から背中に広がる僧帽筋の中部と下部。ここを鍛えて背中を寄せる力を養います。
背中の後ろで両手を組む。肩甲骨をグッと引き寄せることと、両手を下へ向けて引っ張ることを意識。肩が上がらないように気を つけて。
肩甲骨を引き寄せたまま両手をパッと離して、そのまま10秒キープ。両手の幅が広がらないように。手を離すのが難しい人は、組んだままでもOK。
うつ伏せの片手上げ
肩甲骨の下部と、背骨の両側にある脊柱起立筋を鍛えて、姿勢を改善。ぜい肉のない背中と、美姿勢をつくります。
うつ伏せになり、右腕を曲げて顔の下におき、左腕は真っすぐ前へ伸ばす。少しあごを引き目線を落とす。腰が反りすぎないように、お腹はへこませておく。
「Wのポーズ」のときと同じように、左肘を曲げて肩甲骨を下げる。腕の動きに合わせて軽く胸を開く。10回繰り返したら反対側も同様に行う。
NG
肘が高く上がりすぎると背中に効かせづらい。首がすくまないよう、肘はしっかり下げて。
衣装協力/B-Home(アンティカ www.antiqua.co.jp)
教えてくれたのは...廣田なお先生
ヨガインストラクター。美筋ヨガインストラクター。「ほぐす+伸ばす+鍛える」を組み合わせた「美筋ヨガ」は、しなやかなボディを目指す女性に大好評。「美筋ヨガ」オンラインサロン主宰。TVや雑誌、ラジオにも多数出演する。
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