「ちょっとした段差でつまずく」それ、すねの硬さが原因かも|すねの柔軟性を保つ方法

 「ちょっとした段差でつまずく」それ、すねの硬さが原因かも|すねの柔軟性を保つ方法
Adobe Stock
元田裕子
元田裕子
2022-04-16

年齢を重ねるとかたくなりがちな足首。つま先がしっかり上がらなくなって、ちょっとした段差があればすぐつまずいてしまう。捻挫もしやすくなってきた。ポイントはスネです。スネの筋肉をしっかりつかっていきましょう。

広告

温かい季節になってきて、少しずつ外に出やすい気候になってきました。最近、軽やかに歩いていますか?歩いた後の靴や足、体の状態はいかがでしょうか?

・ちょっとした段差ですぐつまずく

・足を引きずるようにして歩く

・靴底がすり減るスピードがはやい

・足首がまわしづらい

・足首をスムーズに曲げたり反らしたりしづらい

・足首を捻挫しやすい

・ひざ、腰が痛い

・すねが痛い

このような症状に当てはまれば、すねの部分(ひざ下の前と外側にある筋肉:前脛骨筋、腓骨筋)が硬くなっているかもしれません。ほんの1分だけ、意識してすねの筋肉を縮めたり伸ばす習慣をもっていきませんか。

骨
イラストACより

すねの筋肉を縮める

ひざを抱えてお尻が床から浮いた状態でしゃがむ(かかとは浮いてもいいので、できるだけひざを深く曲げる)ゆったり深呼吸

しゃがむ

すねの筋肉を伸ばす

正座からひざを少し浮かせ、足甲~すね全体を伸ばす。両手は後ろにつく。(足が痛い場合、柔らかいタオルを敷く)片足ずつでも良い。ゆったり深呼吸

正座
片足正座

正座が辛い場合

①四つん這いから片足を手の間に置く。

②足裏はつけたまま、お尻を後ろに引き、足の甲からスネ全体を伸ばす。ゆったり深呼吸

伸ばし

すねのセルフケアは普段なかなかしないかもしれませんが、すねの筋肉は足首を曲げたり反らしたりするときに働き、足を自由に動かすためにとても重要な場所です。また、脚全体の形を整えるのにもとても大事な役割を担っています。今回ご紹介したものは1分でできてしまうものばかりですので、是非、お試しください。そして、何歳になっても軽やかな足取りで歩けますように。

広告

AUTHOR

元田裕子

元田裕子

ヨガインストラクター。図書館司書として働いていた頃にヨガと出会う。心身がすっきり解放される感覚に魅了され、指導者資格を取得。現在は、オンラインレッスンのほか、横浜市内のヨガスタジオ、カルチャーセンター、子育て支援施設、神社などでクラスを担当。子どもから大人まで幅広い世代へセルフケアの大切さを伝えている。全米ヨガアライアンス500時間修了/龍村ヨガ指導者養成講座修了/経絡YOGA認定講師。インドのアーユルヴェーダDr.よりアーユルヴェーダ・マルマセラピーを学んでおり、アーユルヴェーダアドバイザー、マルマセラピストとしても活動の幅を広げている。



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

骨
しゃがむ
正座
片足正座
伸ばし