ヨガ留学のすすめ:ヨガで学位が取れるアメリカの大学4選
レスリー大学(Lesley University):マインドフルネス研究で修士号を取得する
本プログラムは通学の少なくてすむモデルで開講され、コースの修了にかかる期間は2年。通常のヨガクラスで提供される内容を超えて学ぶことができる。「このプログラムを履修すると、個々人のマインドフルネスのプラクティスを深める過程をサポートしてもらえます。それぞれの人が興味を持っている分野、かかわっている分野において、どのようにマインドフルネスを生かすことができるか、その展開方法を深める過程もサポートしてもらえます」と教えてくれたのはジーン博士。学生は、たとえば「仏教の伝統」「比較神経科学」といったトピックを調査・研究していくことができる。またマインドフルネスのインターンシップやキャンパスで行われる夏期集中講座に参加することができる。ヨガそのものは学位取得のためのカリキュラムの一部でないが、当プログラムでは気功の思想を取り上げているため、キャンパスでヨガクラスも提供されている。
どんな人に向いている? マインドフルネス・プラクティスに広範な視点で関心を持っている人。またはマインドフルネスを何らかの仕方で仕事に生かしたいと考えてる人。
ナローパ大学(Naropa University): ヨガ研究で学士号
コロラド州ボルダー市にあるこの学校では、ヨガ研究で学士号を出しており、講師養成プログラムの受講に加えて、学生はキャンパスで学士号を取得することができる。「ヨガ1:基礎クラス」「ヨガ3:必須訓練」といった基本的な学習のできるクラスに加えて、「チャクラの心理学」であるとか「経験的解剖学」といったクラスも開講される。
学生はヨガ研究を副専攻とすることもできる。当校での学位は、シニアリトリート(卒業年に行われるリトリート)や、講師養成プログラム修了証書が取得できる点にも特色がある。当校の学生なら、他の分野の研究をしている学生でも、このヨガ講師養成プログラムに参加することができる。
どんな人に向いている? ヨガプラクティスの中核をなす根本的な部分、ヨガの深い知識を学びたいと考えている学部学生。
メリーランド総合健康大学(Maryland University of Integrative Health):ヨガセラピーで理学修士
この修士プログラムでは、ヨガセラピーの基礎的な理解に加えて、ホリスティックな観点、統合(医療)的観点からみた身体システムについての理解を深めることもできる。授業は、メリーランド州ローレルにあるキャンパスで9回の週末を使って開講される。これらのクラスで扱われるテーマには「心と体の科学」「ヨガセラピー施術:プロフェッショナルプラクティス」といったものが含まれている。
どんな人に向いている? すでにプロとして働いている人で、ヨガセラピーを行えるようになるための無駄のない学位取得プログラムを探している人。
ヨガを本格的に学んで学位を取得したいとまでは考えていない場合、専門学校やコミュニティカレッジ(地域の短期大学)のなかにも、学内で講師養成プログラムを提供しているところがいくつか出てきている。たとえば、タオスにあるニューメキシコ大学を例に挙げると、こちらではRYT-200(全米ヨガアライアンス認定200時間)の講師養成プログラムが受講可能であり、しかも州内出身者なら学費が減額される制度を利用しながらヨガの教授法を勉強することができる。ヨガ好きな方は、これを機会にヨガ留学する?ヨガマットと、それに本を広げて、さあ勉強をはじめよう!
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