ヨガ留学のすすめ:ヨガで学位が取れるアメリカの大学4選
ヨガで学位を取るためのプログラムがアメリカ各地に登場し始めている。今回は4つのプログラムを紹介。
ヨガの探求をオーム・スクーリング(アメリカに広がる子供へのヨガ教育)のレベルを超えて深めたいとずっと願ってきた人にとって、嬉しい動きが出てきている。アメリカ各地の学校で、ヨガに関する学術的プログラムが次々と提供され始めているのだ。 ヨガマット上での実技にとどまらない教育を受けたいと考えている人にぴったりのカリキュラムとなっている。
「私たちはいろいろなバックグラウンドの方の指導をしてきました。ヨガ講師はもちろん、看護師、ペアレントエデュケーター(青少年の保護者に対し教育に関する指導を行う職)、マインドフルネス講師など、本当にさまざまです」メリッサ・ジーン博士はこう語る。彼女はマサチューセッツ州ケンブリッジにあるレスリー大学でマインドフルネス研究の助教授の職にある。
サンスクリット語を勉強し、ヨガの歴史と哲学とを深く学ぶのはどうだろう。あるいはインドに留学して研究することもできる。マインドフルネスの教え方を学んで、ヨガセラピストとして活躍する。あるいは企業のウェルネスプログラムをデザインするといったこともできるようになる。この記事では4つのプログラムを紹介する。きっともう一度、学校に戻って学び直したくなるだろう。
ロヨラ・メリーマウント大学(Loyola Marymount University):ヨガ研究で修士号を取得する
ヨガ研究で修士号を取得できるこのプログラムは、カリフォルニア州ロサンゼルスで開講されている。ヨガ研究での修士号は全国でも初めて。トウプログラムの特色となるコースは2つ。ひとつは2年通学するモデル。もうひとつは通学が少なくてすむオンラインクラスとの混合モデルだ。後者では、研究活動の約15%をキャンパス内にて行えば、残りはオンラインで行うことができる。この通学が少なくてすむプログラム、2018年秋開講分が現在承認待ちとなっている。コースの全課程は2年半かけて行われる。これらのプログラムはどちらも、インドでの海外留学のパートがあるのが特徴。当校では、修士号の取得までは望んでいない人に向けて、ヨガ研究の修了証明書も発行してくれる。
どんな人に向いている?
ヨガの哲学と実践の探求という目的にぴったり合致したカリキュラムを求めている人。プログラムには「ヘルスサイエンスとヨガ」「神秘主義思想の比較研究」「サンスクリット語」の各クラスが含まれている。
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