デスクワークの人は頭痛が慢性化しやすい?緊張性頭痛を緩和するストレッチ
仕事中、頭痛で集中できない、痛みが慢性的に続く…。そんな症状に悩まされてはいませんか?デスクワークの人に多い緊張性頭痛は、原因を知ることで自分自身で対策ができます。今回は緊張性頭痛になってしまう原因と症状をなくすための方法について紹介します。
デスクワークの人は頭痛になりやすい?
頭痛になってしまう原因には様々なものがありますが、デスクワークの人は身体的にも精神的にもストレスにさらされやすく、首こりや肩こりと合わさって頭痛となって現れてくることがあります。片側だけが痛んだり、両側とも痛んだりと痛み方にも色々ありますが、そこまで酷くはないけど痛む、肩こりや首こり、眼精疲労も同時に起こっているという人はもしかしたら緊張性頭痛を抱えているかもしれません。デスクワークの人は特にこの緊張性頭痛に悩まされる人が多くいます。
緊張性頭痛になってしまう原因は?
1.姿勢の悪化による身体的ストレス
2.画面を見続けることによる眼精疲労
3.仕事内容の負担や人間関係でのストレス
4.体を動かすことが少ないための血流悪化
デスクワークの人にとって多くありがちなのが姿勢の悪化です。椅子に座ったままパソコンの画面と長時間格闘していると、集中するあまり姿勢のことには意識が向きにくく、背中を丸めて首や頭を前に突き出した姿勢になりがちです。一見楽にも感じますが、実は体にとってかなり負担のかかった状態。人の頭の重さはだいたい5kgもあり、それを首や肩、背中で支えるわけですが、私たちの体は頸椎、背骨、骨盤のアライメントが正しい位置にあるからこそバランスが取れていて姿勢が美しく、コリや痛みに悩まされることもなく過ごせます。しかし、油断するとそのアライメントが崩れがちで、骨盤の位置から頭部が大きく前に突き出た姿勢をずっと続けることによって頭を支える首や肩、背中の筋肉に大きな負担がかかってしまい、コリとなって緊張性頭痛を引き起こすのです。また、姿勢だけでなく、人間関係や仕事内容のストレスなどによる精神的な疲労が度重なることでも緊張性頭痛を引き起こします。
AUTHOR
君嶋瑠里
2017年、会社員の仕事で心身共に疲弊していた頃、インストラクターの友人の紹介がきっかけで知った綿本彰氏のスタジオを訪れ、師事する。パワーヨガ、ラージャヨガ、その他様々な瞑想法を学び、2018年、同氏の指導者養成講座を修了し、ヨガインストラクターに。日常に活かせるヨガをテーマに実践中。2018年、日本ヨーガ瞑想協会講師登録/2019年、全米ヨガアライアンスRYT200取得
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