【インタビュー】私のブッダボディ|プラスサイズの体でヨガを学び、指導するようになるまで

 【インタビュー】私のブッダボディ|プラスサイズの体でヨガを学び、指導するようになるまで
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練習、そして全ては向こうからやってくる

さて、私は他のスタッフがやっていることを全てこなせたわけではありません。私以外は誰もブロックを使っていなかったのです。そしてある時、私にはこんなことできないと悟りました。そこでティーチャーたちに「どうしたらこんなポーズができるの?」と尋ねると、彼らはもっと意欲的になるべき、とか挑戦し続けるべきだと言うものの、私には全く効果的ではありませんでした。ティーチャーたちが何を考えているのかを理解したくて、ジヴァムクティのティーチャー・トレーニングの受講も考えましたが、結局はお金がかかりすぎるので無理でした。ちょうどその頃、マッサージ診療を始めたばかりだったのです。でも、ヨガを探求したかったし、プロップスを使ったワークを本当に探求したかったのです。

それでも、私はヨガを探求したかったし、プロップスを使ったワークも本当に探求したかったのです。私はマッサージと解剖学の知識があり、ジヴァムクティでの経験もあったので、ジヴァムクティの共同創設者であるデイヴィッド・ライフは、シヴァナンダのティーチャー・トレーニングを勧めてくれました。そして、実際に行ってみると、それはとても興味深いものでした。しかしながら、マッサージや解剖学、そしてジヴァムクティでの経験から、私にはムーブメントに関するある種の意見があり、そのシステムを理解することはできませんでした。知的には満足できる部分もあったのですが、身体的には非常に不満がありました。私が本当に知りたいのは、なぜ人々がある種のことを行うかということです。なぜ、太陽礼拝をそのように行わなければならないのか?その背景にはどんな考え方があるのか?逆立ちの目的は何なのか?自分にどんな風に役立つのか?結局のところ、私は必要な答えが得られず、落胆していました。

その後1年間はヨガクラスには行かず、朝、自分で練習していたのですが、ある時、これ以上前に進めない、と行き詰ってしまったのです。幸いなことに、マッサージセラピーを必要としているヨガティーチャーと知り合いになり、交流が始まりました。1年ほど一緒にワークをした後、彼女のティーチャー・トレーニングを受けたのですが、様々なヨギを連れてきてくれて彼らのプロセスについて話を聞くことができ、とても素晴らしい体験を得ました。それはまさに私が必要としていたものだったのです。

トレーニングを修了後、私はティーチャーになることなど全く考えていませんでした。黒人の大男を雇ってヨガクラスを担当させるなんてありえないし、私のヨガの練習は世の中のものとはまったく違うものだと思っていたのです。自分のプラクティスを見つけるためには、様々なヨガの練習を経験し、様々なヨガの様式を体験する必要がありました。

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By MICHAEL HAYES
Translated by Hanae Yamaguchi

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ヨガジャーナルアメリカ版

ヨガジャーナルアメリカ版

全米で発行部数35万部を超える世界No.1のヨガ&ライフスタイル誌。「ヨガの歴史と伝統に敬意を払い、最新の科学的知識に基づいた上質な記事を提供する」という理念のもと、1975年にサンフランシスコで創刊。以来一貫してヨガによる心身の健康と幸せな生き方を提案し続けている。



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