「今日はやる気がでない…」現役ゆらぎ女子のわたしが始業前に10分瞑想することをおすすめする理由
「今日はちょっとやる気が出ないな…」「なんだかスッキリしない」そんな状態でも仕事をしなくてはいけない時どうしますか?今回おすすめしたいのが始業前に10分瞑想をするということ。じっと座っているということが苦手な方にもおすすめのやり方をご紹介します。
それでも仕事をしなくてはいけない時
在宅ワークがデフォルトになった方から「在宅ワークになってから、急にやる気がでなくなった」「仕事が思うように進まなくなった」というお話はよく耳にします。
自宅という場所は、本来は「お休みする場所」なので、職場とは少し緊張感も異なります。また、通勤が気持ちを切り替える上で意外と役に立っているということもあります。
また、当たり前なのですが、毎日同じ日ってないですよね。
例えば、女性であればムーンサイクルの影響もあり1ヶ月の内に調子が良い時もあれば、「全くダメ」と感じる時もあります。また、それまで頑張りすぎてきたことが仇となり、急に体調不良になったりもします。
それでも仕事をしなくてはいけない時は多々あります。お休みが取れればもちろん良いのですが、なかなかそうもいかないことも多いものです。
今年36歳になる筆者も最近では心身にゆらぎを感じる年齢となり、「仕事が進むな」という日もあれば「全く集中力がない…」という日まで日々心身のゆらぎが仕事に影響するようになってきました。
「このままだといけない!」と感じ、試しに始めたの始業前の10分瞑想です。
現役ゆらぎ女子のわたしが始業前に10分瞑想をすることをおすすめする理由
1. 集中力が増す
忙しい現代人は、あれもこれもとやるべきタスクが本当にたくさんあります。
家事をしながら、仕事のことを考えて、仕事をしながら、今日の晩ごはんのことを考えて…といった具合に。
そんな状態では、決して目の前のことに集中しているとは言えず、良い結果が生まれません。もちろん結果が全てとは言いませんが、仕事であればある程度の責任を背負っているわけなのでベストを尽くす必要があるのではないでしょうか。
簡単に言うと、”心ここにあらず”と言った状態のまま、仕事をしても生産性も効率もあがりません。そんな自分に気づかせてくれるのが瞑想です。
わたしは瞑想中は決して無理に集中しようとも思わず、頭の中でポンポンと思い浮かぶことを観察するようにしています。瞑想中に、思う存分雑念と向き合ってしまうと、意外なことにスッキリしてその後は仕事に集中できます。
2. 目や頭がスッキリする
個人的に目や頭がぼんやりしている状態だと仕事に集中できず、やる気がおきないと感じています。
特に、現代人はデジタル機器の使用が多いため目をどうしても酷使してしまうため、目や頭、また肩周りに慢性的な疲労感を感じている方も多いのではないでしょうか。特に、パソコンに向かって仕事をしている方にとっては、目がスッキリしない状態だと、仕事がきつく感じることと思います。
朝起きた時に、陽の光がとてもきつく感じた経験があるという方も多いと思いますが、自然の光だけでなく常に強い光にさらされているわたしたちの目は想像以上に疲れているのだと思います。ですので、強制的にシャットダウンする10分瞑想は目をしっかりと休めてくれますし、曇りなき状態にしてくれるのではないかと思います。
もし眼精疲労が強いという方は、ローズウォーターを浸したコットンやガーゼを目にあてて瞑想するのもおすすめです。PCとにらめっこして仕事をしている方は始業開始前だけでなく、こまめに目を休めることを意識するのも◎。
3. 仕事のアイディアが浮かぶこともある
瞑想し頭がクリアな状態になってくると、仕事に活かせるアイディアが浮かぶことがあります。
最近筆者が感じているのは「スマホの中に自分のほしい答えはない」ということ。現代では、ちょっと調べたいことがあれば何でもスマホやパソコンに向かって情報を得ることが簡単で手っ取り早いと思われがち。もちろん参考になることもあるかもしれませんが、あくまでもそれは他の人のアイディアなので、自分のものにするのは難しいと思うのです。
瞑想をしていると、他の誰でもない自分自身とつながることができるので、自分の頭で考えオリジナルなアイディアにつながるのだと思います。
4. 悩みが悩みでなくなる
人間関係やら、家族と喧嘩したやら、将来に対する不安など、生きていれば悩みはつきません。そういった悩みは時に仕事の足を引っ張ることもあるのでなるべく仕事している時間は横においておきたいものです。そんな時にも、瞑想が役立ったりします。
1でもお話した通り、筆者は瞑想中に思いついたことに徹底的に向き合うようにしています。悩み事に対しても同じで、10分間とことん向き合うようにしています。すると多くの場合「大したことないのかもしれない」と思えたりするのです。もちろん10分間でそうならない場合もありますが何もしないよりはそうした時間を設けることで、多少なりとも解決に近づいてるという感覚を味わうことができます。
10分もじっと座ってられない人はガイド瞑想がおすすめ
「言うは易く行うは難し」とは、まさに瞑想のための諺だと思います。
たった10分という短い時間でも、瞑想のための10分はとても長く辛いものに感じる人はきっと多いはずです。筆者も今でこそ、この瞑想がとても快適な時間だと思えるようになりましたが、そうなるまでには時間を要しました。特に、何もない状態でただ10分間座るというのは、瞑想に慣れ親しんでいない方や、また忙しい方、マルチタスクプレイヤーの方には難しく苦痛な時間になるかもしれません。
そんな方は、スマホアプリやYou Tubeを利用したガイド瞑想がおすすめです。
筆者のおすすめは『Daily Yoga』というアプリの瞑想シリーズ。有料版では、英語になりますが海外の著名な瞑想インストラクターの方々の瞑想を練習することができます。その日の体や心の状態に合わせて、瞑想を選ぶことができるのもおすすめのポイント。
ガイド瞑想はインストラクターとの相性も重要になってくるので、ぜひ色々な方の瞑想を試してみて下さいね。
始業前の10分瞑想で、お仕事が楽しめる人が増えればとても嬉しいです。
AUTHOR
桑子麻衣子
1986年横浜生まれの物書き。2013年よりシンガポール在住。日本、シンガポールで教育業界営業職、人材紹介コンサルタント、ヨガインストラクター、アーユルヴェーダアドバイザーをする傍、自主運営でwebマガジンを立ち上げたのち物書きとして独立。趣味は、森林浴。
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