「瞑想で集中できない」を少しでも解決するために…始めにやっておきたい2つのこと

 「瞑想で集中できない」を少しでも解決するために…始めにやっておきたい2つのこと
Adobe Stock

心を落ち着けたい、ストレスを軽減させたいと瞑想を始めてもなかなか集中できない、そんな「瞑想あるある」を解決するためのふたつの準備をしてみましょう。

広告

集中できないのは心のせい?

目を閉じて静かに過ごし始めたとたんに雑念が湧いてしまうことは「瞑想あるある」ではないでしょうか?一度雑念が湧くと次から次へと話が展開してしまったり、雑念を止めなければと焦る気持ちを落ち着かせようとうすればするほど焦ってしまったり。そんな時、集中できないのは自分の心の状態に原因があるとまず考えるかもしれません。けれども、こうした心の状態をコントロールする前にまず取り除きたいのが「体への違和感」。あぐらで座っているうちに股関節や膝がつらくなってきたり、姿勢を正しくキープしようとしていつの間にか上半身に力が入ったりして、心地よく座れていないことによって集中力の低下を招くこともあります。こうした体への違和感は瞑想前の準備である程度解消することができるのでぜひやってみましょう。

meditation
Photo by Léonard Cotte on Unsplash

瞑想を始める前にやっておきたいこと

座って目を閉じてさあ瞑想の時間…としたいところですが、その前に楽に座れるように体を動かし、座るための道具を用意しましょう。座っているうちに違和感がでやすい首・肩や股関節と股関節まわりを軽く動かし、座布団以外にもヨガブロックやクッションなどを使うことで座るのがつらくなってきたり、心が落ち着かなくてそわそわすることが減っていきます。

体の準備① 首と肩のストレッチ

首を前後左右に回したり、両肩の上げ下げなどをして硬くなりやすい部分をゆるめておきます。

首回し
Illustration by illust AC

体の準備② 股関節まわりをゆるめる

足の裏同士を合わせて膝をひらいた状態で上半身を倒し、つま先を軽くつかみます。首や肩の力を抜いてリラックスして、そのまま体を左右に揺らすのもおすすめです。

バタフライのポーズ
Photo by Yoga Journal US
広告

AUTHOR

吉田加代子さん

吉田加代子

オーストラリア・ブリスベン在住、東京都出身。日本とオーストラリアでの会社員生活を経て、2012年よりオーストラリアでヨガ講師としての活動を開始。ハタヨガやリストラティブヨガクラスの他、音響楽器シンギング・リン®を使ったサウンドセラピーも提供。ヨガや音の効果を活かして、クライアントの心身の健康をサポートしている。



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

meditation
首回し
バタフライのポーズ
瞑想
瞑想座り方
ヴィラアーサナ