「おうちヨガは集中できない…」を解決!始める前の3つのポイント
スタジオのお休みや、通う時間がなかなか取れないなどの理由でおうちヨガの機会が増えている人、またこれから家で始めようとしている方も多いのではないでしょうか?自分の好きな時に、好きなペースでできるという気軽さの一方で、いざ始めてみると気が散ってしまう、なかなか集中できないと感じたこともあるはず。そんな悩みを解決する3つのポイントをご紹介します!
1. 場を整える
目に付くものを減らす
ポーズの最中にふと向けた視線の先にある物が気になったり、うつ伏せや四つん這いなど、マットの上で低い体勢を取ったときに床の汚れに気が付くなど、普段気がつかなかったものに気をとられてしまったことはありませんか?目につく物が少ないスペースを選ぶ、周辺をできるだけ片づけるなどしておきましょう。
部屋の明るさを調整する
日中はカーテンを閉め、夜は部屋の灯りを落とすなどして部屋を少し暗めにしてみましょう。明るい部屋で行うよりも集中しやすくなり、またリラックス効果も期待できます。
2. スマホ対策
集中しておうちヨガをするために一番気をつけたいのがスマホ!動画を探すつもりが、アプリを立ち上げるつもりが、音楽をかけるつもりが、時間をチェックするつもりが…とスマホを手に取ったら通知を目にしてその先を追いかけてなかなかヨガが始まらなかったり、途中で着信音に反応してしまってヨガが中断…という経験はありませんか?
一番の解決方法はスマホを手元に置かないことですが、音楽、動画、アプリのためにスマホを使う場合には次のことに気をつけ、なるべく手元からスマホを遠ざけましょう。
・途中での操作が最小限に済むように必要な設定をしておく。
・着信音だけでなくバイブレーション機能もオフにする。
・時間のチェックには時計を使う。
3. 意識づけをする
マットの上では「これからヨガのために時間をとる」と意識づけをする意味でも、体を動かす前にまず静かに座って呼吸を整え、心を落ち着けましょう。姿勢を丁寧に整え、意識を外側(直前までしていたことや考えていたこと)から、内側(自分の体や呼吸)へ徐々に向けていきます。
やり方:
1. 脚を組んで座る(座布団やクッションを使ってもOK)。左右の座骨を均等にマットにのせ、下半身をどっしりと安定させる。
2. 猫背にならず、かつ腰を反らないように、背筋を自然に伸ばして肩の力を抜き、両手は楽に膝の上にのせる。
3. 目を閉じて、顔の筋肉(表情筋)を緩める。
4. 呼吸では息を沢山吸うよりも、毎回息をきちんと吐ききること意識する。勢いをつけずに自然なリズムで。
5. なめらかなリズムを感じられるまで呼吸を繰り返す。
※ヨガの最中に音楽をかける場合でも、この時は音を消すか出来るだけ小さくして呼吸に集中できるようにしましょう。
いかがでしたか?おうちヨガはできる時間に限りがあるかもしれませんが、集中して行えば短い時間でも心身への効果は期待できます。上記のポイントを参考にしてヨガ時間を充実させてみてください!
ライター/吉田加代子
オーストラリア・ブリスベン在住。日本とオーストラリアでの会社員生活を経てヨガティーチャーに転身。2012年より在豪日本人やローカルの人たちを対象にヨガクラスをしている他、ヨガアプリ「Down Dog」の日本語翻訳とナレーションを担当。オーストラリアのゆったりした環境の中、ヨガで日々心地よく暮らすことを心掛け、一人でも多くの人に気軽にヨガを楽しんでもらうことを目指す。Instagram:@kayoko_yo
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