【寝ながら&たった1分】股関節が驚くほど動かしやすくなる!あるモノを使った骨盤を調整するエクサ

 【寝ながら&たった1分】股関節が驚くほど動かしやすくなる!あるモノを使った骨盤を調整するエクサ
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伊藤香奈
伊藤香奈
2022-02-12

骨盤を調整するヨガクラスはたくさんありますが、自分でいざやってみようとすると、意識するポイントがわからなかったり、効果を感じないということはありませんか?

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骨盤へのアプローチは意外と難しい?!

骨盤のゆがみや骨盤底筋のトレーニングなど、骨盤回りにアプローチするヨガはたくさんありますが、意外と難しいという声が多く聞こえてきます。なぜなら、骨盤は上半身と下半身のつなぎ目であり、身体の中心。上肢も下肢も意識する必要があり、多くの筋肉が関係しているなど、とても複雑な構造になっているためです。

骨盤へのアプローチが難しい理由

・上半身と下半身のつなぎ目として、全身に関わる部位である

・多くの筋肉が関わっている

・インナーマッスルも多く、意識するのが難しい筋肉も多い

・内臓や神経にも影響がある

上記のような理由から、骨盤回りへのアプロ―チは専門の知識を学んでから教えているインストラクターがほとんど。そのため、動画をみたり我流でおうちで気軽にトライしてみようと思っても、効果を感じづらいかもしれません。また、内臓やインナーマッスルなど「手で触れない」「目で見えない」ところへのアプローチは、エクササイズをしてても合っているかどうかわからず、不安が多いものです。

ブロックを使って骨盤にアプローチ!

上記のような理由から、セルフプラクティスで骨盤まわりにアプローチしたり正しい筋肉を使うのは一般的には難しいとされていますが、そんな人にぜひトライいただきたいのが、ヨガブロックを使ったブロックワークでの骨盤アプローチ。道具を使うことで、誰でも正しい角度を作りやすい、意識すべきポイントがわかりやすくなる、変化を体感しやすいなどのメリットがあります。

オススメのヨガブロックは、10cm程度の高さがあり、ある程度の硬さがあるもの。(数百円程度で売られているヨガブロックは、高さが5~7cm程度で、柔らかいものが多いです)ブロックをお持ちでない場合は、枕やクッション、バスタオルを畳んだものなどで代用も可能です。

やり方

1.仰向けになり、ヨガブロックを片方のお尻の下に置く(ブロックは縦方向に)

2.骨盤は傾き、両方の肩はマットにしっかりと着地させる姿勢を作る

3.膝を曲げて天井に伸ばし、曲げて床に戻すを繰り返す(10回)。

*ブロックが動いてしまうようなら、手でブロックを抑えながら行う。

4.ブロックに乗せている方の脚の膝を立てて、左右にゆらゆらと揺らす(お尻の割れ目当たりがブロックのへりにあたる状態で10~20秒目安)

5.ブロックを外し、ストンと膝を横に倒してリラックスを味わう

片足が終わった後、両足を伸ばしてお尻を揺らすと、骨盤に左右の差が生まれているのを感じられるでしょう。逆側も同様にエクササイズを行うと骨盤の状態が整います。骨盤の調整の他、股関節を緩める効果や鼠径部(脚の付け根)のリンパの流れを改善する効果も期待できます。

 

教えてくれたのは…Yuco さん

骨盤アプローチメソッド考案者。年齢とともに変化する骨盤周辺の筋肉・筋膜・各組織などをほぐす方法を探っていた時、ブロックに片方のお尻だけを乗せて行うエクササイズで緩みや流れの改善を体感。左右均等に保ちたい骨盤への執着を手放し、心も体も開放する新しいメソッドとして「骨盤アプローチ」を考案。湘南エリアを中心に活動し、骨盤アプローチの養成講座も行っている。
インスタグラム@yuco_yoga

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