30秒!顔のある部分をほぐすと前屈が出来るようになる!?【前屈が一瞬で変わる魔法のほぐし術】


「痛くない・きつくないけど変わる!股関節の柔軟性アップヨガ」(毎週火曜20:00-21:00)開催中、ヨガジャーナルオンライン公認インストラクター西浦莉紗が体を楽しく変えるメソッドを解説! 体の柔らかさの象徴ともいえる前屈ポーズ。柔らかくなりたい!と思っていても苦手な人にとってはストレッチ=苦痛な動き なので、あまり積極的に出来ないのも事実ですよね。今回は、顔のある意外な場所をほぐすと前屈ができるようになる!という魔法のようなほぐし術をご紹介します♪
前屈の柔らかさは必要?
そもそもストレッチが苦手。という方にとって、別に硬くても良いと思っている人も多いはず。でもちょっと待って!筋肉というのは、使わないと衰えるだけでなく、弾力性もなくなり固くなってしまいます。筋肉が固くなるということは、全身に張り巡らされた毛細血管が圧迫され、血液循環が悪くなります。すると筋肉は酸素不足・栄養不足になり、疲労物質を除去できずさらに固くなります。それが体の不調の慢性化、免疫や代謝などあらゆる体機能の低下、冷えやむくみの原因など負のスパイラルへとつながるのため、健康の為にもしっかりほぐしてあげたい筋肉の一つです。

身体は繋がっている
痛い箇所と原因は、違う箇所にある場合もある。というのは、一度は聞いた事があると思いますが、その理由は、身体が繋がっているからです。前屈する上で必ず柔らかくしたいハムストリングスも、もちろん例外ではありません。実はハムストリングスと深い関係にあるのが、おでこなんです。その離れた2箇所は、お互いに作用し合う深い関係にあります。その秘密を解くキーワードが《アナトミートレイン》この言葉、聞いたことありますか?
アナトミートレイン
アナトミートレインとは、筋筋膜経線(きんきんまくけいせん)と言われ、筋肉や筋膜の繋がりを示すもので、世界各国において統合的ボディーワークを講演・実技指導させているトーマス・W・マイヤーズ氏による理論です。その理論では人間の身体には12本のラインがあると考えられ、その中の一つ、スーパーフィシャルバックライン(SBL)というラインは、目の上あたりの骨付近(眼窩上隆起)から始まり、おでこ、頭、背中、腿裏、足裏まで繋がっていると考えられます。繋がっているという事は、どこかが固まっていれば他の場所も影響を受けますし、逆をいうと、どこかをほぐせば、繋がりのある他の場所もほぐれるという事です。

実際に試してみよう!
では、上述でご説明した理論を踏まえて、早速おでこほぐしをやってみましょう!とっても簡単です♪
Beforeをチェック/立った状態で前屈して、最初の状態を見てみましょう。
指先や、握り拳を使ってごりごりと、おでこを30秒ほどほぐします

Afterをチェック/立った状態で前屈して、ほぐした後の違いを見てみましょう。
やり方を動画でチェック
最後に
いかがでしたか? 変化が大きく出た方は、おでこをほぐすだけで!?と驚くかもしれませんが体は繋がっているので、色んなことにも応用ができます。ぜひ試してみてくださいね!
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