【きつくないのにしっかり効く】寝たままお腹と脚を引き締める一石二鳥の最強ツイストポーズ
お腹の奥からじっくりねじるヨガのツイストポーズ。デトックスや、ボディメイク効果が期待できると言われていますが、立ちポーズだとバランスが取れず、ぐらつくこともありますよね。また、バランスのとりやすい座りポーズであっても、お尻が安定せず、効かせたいところに効果が届かないこともあるでしょう。今回は、そんな人のために、寝たままでもちゃんと効く!しかもお腹も脚も同時に引き締める!一石二鳥のツイストポーズを紹介します。
効果半減!ツイストポーズでやりがちなこととは?
ツイストポーズのキープ中、無意識にやってしまうことが、実は効果を半減させているかもしれません。
●ねじることに必死になっている。
●呼吸に意識が向かない。止まっている。
●余計なところに力が入っている。
●土台となる足元(立ちポーズ)、お尻(座りポーズ)や、軸がブレて安定しない。
いかがでしょうか?意外とありがち…。そう思いませんか?もしボディメイク効果を狙うなら、今すぐやり方を見直して!無理してハイレベルなポーズを選ぶ必要はありません。楽にできるツイストポーズもたくさんあります!例えば、寝たまま行うポーズでも、効果を高めることは可能ですよ。
寝たままでも効く!一石二鳥のツイストポーズ
仰向けからお腹まわりをねじる、ワニのポーズ(図を参照)をベースにしたツイストポーズを紹介します。
プロップス(補助具)代わりに、身近にあるタオルと、クッションや座布団など、足を乗せられるアイテムを用意。体を委ねられるので、必死に頑張らなくても快適にキープでき、更に無理なくじっくりとポーズを深めることができますよ!
やり方
1.仰向けに寝る。
2.右膝を立てる。左足の裏にタオルをかけて両手で持ち、膝をゆっくり伸ばす。足首を90度にしてかかとを天井に突き出す。
3.左手を床に下ろし、タオルを右手で持つ。息を吐きながら脚を右側に倒す。お腹まわりを意識し、上体は左側へねじる。かかとをクッションの上に置いて身を委ね、視線は左側へ向ける。
4.ゆったりした呼吸でポーズをキープする。
ポイント
じっくり効かせて深めるポーズです。タオルが短い場合は、長さのあるひもやベルトを用意。足の下に置くクッションも高さがある方が楽にできます。自分に合うように調節しましょう。タオルやクッションを使わなくてもできますが、体に力みや緊張がないこと、呼吸が浅くならないこと、無理がないことが条件です。ウエストまわりをねじることでお腹を引き締め、上になる脚をしっかり伸ばすことで、お尻から腿の外側の張りを解消。くびれも美脚をまとめてゲット!一石二鳥の効果を実感しましょう。
基本を忘れずに!
どんなポーズでも頑張りすぎると苦しいだけで、十分な効果を感じることはできません。特に今回のようなポーズでは、リラックスしてじっくりキープすることで、深層部の筋肉にも刺激が伝わり、ボディメイク効果が高まります。無理をせずに自分を大切にして行う、ヨガの基本に改めて目を向け直すことが大切かもしれませんね。
AUTHOR
須藤玲子
2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。
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