【たった1分のセルフメンテナンス】自覚しにくい「首猫背」を改善するシンプルストレッチ
デジタル機器が手放せない現代。長時間画面を見続けていると、姿勢が乱れ、猫背になりがちです。自分は気をつけているから大丈夫!そう思っている人も、もしかしたら隠れ猫背の可能性があるかもしれません。今回は自覚しにくい「首猫背」の改善をテーマに、たった1分でできる簡単なストレッチを紹介します。
首猫背とは?
スマホの画面を低い位置で見ていたり、パソコンを使用するうちに、いつの間にか顔が画面に近づいてしまったり…。このような状態が続くと、頭の位置が前に突き出したまま、首と背中の境目部分が丸まりやすくなります。この姿勢は「首猫背」と呼ばれ、一般的な猫背に対して、背骨はまっすぐに伸びていることもあり、自覚症状がないケースが多いようです。そのため、姿勢の乱れに気づきにくく、隠れ猫背と言われることも…。
首猫背を改善する方法
自分では気づきにくいと言われる首猫背。まずは、セルフチェックから始めましょう。
セルフチェックのやり方
一番わかりやすいのは、客観的に見て確認すること。いつもの自然な状態で横向きの写真を撮ってみましょう。正しい姿勢とは、下の図のように、頭の位置が背骨の延長線上にあります。そして、耳、肩、脚の付け根、膝、外くるぶしが同じライン上に整っています。
首猫背改善のポイント
首猫背は、図1:左側のように、背中や腰に比べて動きやすい首だけが、スマホやパソコンの画面に引っ張られるように前に出て固まってしまった状態のこと。自覚はなくても、特に背中の上部が力んで固まりやすくなっています。つまり、「首猫背」とは言え、首だけにアプローチするのでは不十分。改善には、背中の上部を意識したストレッチが効果的と言えるでしょう。
AUTHOR
須藤玲子
2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。
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