「寝ても寝ても眠い」「異様に甘いものが食べたくなる」…【季節特有のうつ症状】かも?改善方法とは

 「寝ても寝ても眠い」「異様に甘いものが食べたくなる」…【季節特有のうつ症状】かも?改善方法とは
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地域によってまちまちですが、現在東京では16時半ごろ陽が落ち、あっという間に暗くなっています。日照時間が関係してくる"冬季うつ"について知っていきましょう。

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冬季うつ(季節性感情障害)ってなに?

冬季うつ(季節性感情障害)は、冬に起こりやすいと言われています。うつ病は不眠や食欲不振などの症状ですが、冬季うつのよくあらわれる症状として、異様に甘いものを食べたくなる、寝ても寝ても眠くて仕方ない、頑張る気力がわかないといったものです。忙しい時期だから疲れているのだろうと見逃してしまうことも多いようです。

冬季うつが起こりやすい原因として、日照時間が関係しています。日光を浴びる時間が減り、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌が減ることが大きな原因。北欧の地域や日本海側エリアで症状を訴える人が多いという調査結果もあるそうです。今までも起きやすい症状ですが、コロナ禍で在宅時間が長い今こそ注意が必要です。

どうやってセロトニンを増やせばいい?

誰にでも始めやすいことは、朝起きたらカーテンを開けて太陽の光を浴びること。次に見直していきたいのはタンパク質を意識した食事です。タンパク質にはセロトニン生成を助けるアミノ酸が含まれているため効果が期待できます。でも毎日晴れているわけでもない、それはもうやっているというかたもいるでしょう。そんなときはヨガの力も借りましょう。ヨガでは腸を刺激してセロトニン分泌を促すことが期待できます。朝起きて太陽を浴びながらやってみることをオススメします。

セロトニン増加ヨガをやってみよう

今回はチャレンジポーズも用意しています。頑張れそうなとき、もう少しやりたいときは一緒にやってみてくださいね。

1.四つ這いになり、両手を手のひら1枚分前に移動させます。

2.両手の間に左足を置きます。このとき右の太ももが斜めになっているか確認しましょう。

1.四つ這いになり、両手を手のひら1枚分前に移動させます。  2.両手の間に左足を置きます。このとき右の太ももが斜めになっているか確認しましょう。
1.四つ這いになり、両手を手のひら1枚分前に移動させます。
2.両手の間に左足を置きます。このとき右の太ももが斜めになっているか確認しましょう。

3.右手指先をマットに置き、吐く息で上半身を左にねじります。左手を天井に向かって上げ、視線も指先方向に向けます。

3.右手指先をマットに置き、吐く息で上半身を左にねじります。左手を天井に向かって上げ、視線も指先方向に向けます。
3.右手指先をマットに置き、吐く息で上半身を左にねじります。左手を天井に向かって上げ、視線も指先方向に向けます。

4.吐く息ごとにおへそまわりからねじるようなイメージで、ねじりを深めていきましょう。内臓を刺激することでデトックス効果も高めていきます。

5.ここからはチャレンジポーズです。マットに置いている右足先を立て、右ひざをマットから離していきます。右ひざを真っすぐ伸ばしたほうがバランスはとりやすいです。

4.吐く息ごとにおへそまわりからねじるようなイメージで、ねじりを深めていきましょう。内臓を刺激することでデトックス効果も高めていきます。  5.ここからはチャレンジポーズです。マットに置いている右足先を立て、右ひざをマットから離していきます。右ひざを真っすぐ伸ばしたほうがバランスはとりやすいです。
4.吐く息ごとにおへそまわりからねじるようなイメージで、ねじりを深めていきましょう。内臓を刺激することでデトックス効果も高めていきます。
5.ここからはチャレンジポーズです。マットに置いている右足先を立て、右ひざをマットから離していきます。右ひざを真っすぐ伸ばしたほうがバランスはとりやすいです。

6.下半身の筋力を使うことで全身の血行がアップします。朝行うことで気持ちが前向き、やる気がアップする効果も期待できます。

7.3~5呼吸キープしたら、まずは右ひざをマットに戻し、上体を元に戻します。左足を後ろに戻し、反対側も行っていきましょう。

上手に季節と付き合っていくために

症状が悪化している場合は病院へ行くことがオススメします。ですが、最近日光を浴びていない、ちょっと様子が違うかもと感じたときにはヨガを取り入れてみるのもいいのではないでしょうか。上手に季節と付き合っていきましょうね。

医師監修/柴田和恵先生
大学卒業後、一般外科を経て産婦人科医として診療にあたる。プライベートでは1児の母。ヨガが趣味でマタニティヨガの資格を持つ。日本産科婦人科学会専門医。

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AUTHOR

NATSUMI KOGA

古賀奈津美

商社のサラリーマンをしていた頃に運動不足解消のために始めたヨガと出会う。ヨガを始めて半年後にRYT200を取得。週末のみ活動するインストラクターから、フリーランスのヨガインストラクターへと転身。常温ヨガ、ホットヨガ、溶岩ヨガなど様々なスタジオで指導。パークヨガやビーチヨガのイベントも実施。現在はオンラインヨガ・児童館にてママ向けヨガを実施中。RYT200取得/ヨガ解剖学基礎講座修了



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1.四つ這いになり、両手を手のひら1枚分前に移動させます。  2.両手の間に左足を置きます。このとき右の太ももが斜めになっているか確認しましょう。
3.右手指先をマットに置き、吐く息で上半身を左にねじります。左手を天井に向かって上げ、視線も指先方向に向けます。
4.吐く息ごとにおへそまわりからねじるようなイメージで、ねじりを深めていきましょう。内臓を刺激することでデトックス効果も高めていきます。  5.ここからはチャレンジポーズです。マットに置いている右足先