【角度がポイント!股関節のはめ込み】股関節のインナーマッスル「内閉鎖筋」鍛え方
股関節の痛みを取りたい。股関節周りの筋肉の強化をしたい。股関節周りの筋肉を鍛えるトレーニングをしているのに中々強化されている感じがしないと悩んでいる方も多いはずです。今日は股関節の角度からみるインナーマッスルの鍛え方を簡単にご紹介していきます。
股関節のインナーマッスル【内閉鎖筋】を鍛えよう
股関節を外旋する(太ももを外にまわす動き)動作が、股関節をいいポジションにキープするために必要な動きであることをご存じでしょうか? この外旋する動作で使われる、股関節のインナーマッスルで最も大切だと言っても過言ではない筋肉が【内閉鎖筋】です。
この筋肉の名前を初めて聞いた、という人も多いのではないでしょうか。実はこの筋肉は、股関節のインナーマッスル「深層外旋六筋」の中でも比較的大きな筋肉と言えます。そして、股関節外旋の動きに使われる筋肉のなかでは、大殿筋や中殿筋後部繊維に続く大きさであると言われています。アウターに負けないぐらい力強く筋力を発揮してくれるインナーマッスルになるので、この筋肉をしっかりと鍛えておくことで、股関節を安定したポジションに位置することが可能です。では、どのように鍛えたらよいのでしょうか?
【内閉鎖筋】の鍛え方のポイントは?
内閉鎖筋を鍛える時は股関節の屈曲角度が重要です。屈曲とは膝を体に近づける方向に動かすことをいいますが、この角度が60度~90度の位置でエクササイズをしていくことが大切です。
理由は、この角度だと大殿筋や中殿筋、小臀筋、そして梨状筋が外旋方向には働かず、内閉鎖筋を含んだインナーマッスルが強化しやすい位置だからです。さらに股関節屈曲90度で外転(足を横に開く動作)をする時に内閉鎖筋が最もよく働きます。
股関節屈曲90度を意識して外転エクササイズをすることで、股関節インナーマッスルである【内閉鎖筋】をしっかりと鍛えていきましょう。
やり方
股関節を90度屈曲のポジションにします。
膝を開きます(最大で開く位置まで頑張って膝を持ち上げましょう)。
動画で確認しよう
AUTHOR
青山竜太
大学まで野球を続け、その時に故障やパフォーマンスの低下を経験し、トレーナーの勉強を始める。2012年にピラティスの資格所得を目指しアメリカ渡米。帰国後、鍼灸・按摩マッサージ指圧師の資格を取得。 現在、神奈川県の武蔵小杉に自身のスタジオを構え、プロ野球選手から一般の方まで幅広いニーズに応えている。 2012年 ・PHIピラティスマスタートレーナーの資格を取得 2014年 ・鍼灸・按摩マッサージ指圧師の資格を取得 2017年〜現在 ・プロ野球選手の個人トレーナーとして沖縄キャンプなど帯同 2018年 ・オーストラリアベースボールリーグ キャンベラキャバルリーに日本人トレーナーとして帯同 2019年 ・武蔵小杉に&aスタジオをオープン武蔵小杉の完全予約制ピラティススタジオ【pilates room &a】 (pilates-and-a.com) 2020年 ・デサントアンバサダー就任 ・youtube &aチャンネルを開設 ・学んで動くをコンセプトにオンラインサロン&aを開設
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