股関節ストレッチが辛い人へ【驚くほど変わる】股関節がゆるみやすくなるセルフモビライゼーション

 股関節ストレッチが辛い人へ【驚くほど変わる】股関節がゆるみやすくなるセルフモビライゼーション
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君嶋瑠里
君嶋瑠里
2021-11-05

股関節のストレッチをしても辛いばかりでなかなか伸びた感じがしないという人は多いと思います。そういう場合、関節に簡単な動きを出してほぐすことで筋肉がゆるみ、ストレッチしやすくなるかもしれません。今回は股関節を柔らかくしたい人におすすめのセルフモビライゼーションについて紹介します!

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硬くなりやすい股関節

股関節の可動域が狭い、動かしにくいと感じる人は多いです。股関節が硬くなってしまう要因として特に多いのが運動不足で、1日の中で座る時間が多い人ほどその傾向が強くなります。股関節周辺の筋肉が固まると付け根から足を動かしにくくなるので膝や腰に負担をかけやすく、膝痛や腰痛になりやすくなります。また代謝機能も低下するため痩せにくい体にもなってしまいます。

その股関節ストレッチ、効果出てる?

股関節の硬さを解消すべく、ストレッチを頑張って行っているのになかなか可動域が改善しないと感じていませんか?股関節周辺は様々な筋肉が関与しているため、1つの筋肉だけが伸びていても他の筋肉が伸ばされていなければ改善できません。また、筋肉は無理やり伸ばされると固まろうとする性質を持っているため、筋肉に緊張が生まれやすくストレッチをいきなり行ってもなかなか伸びにくいのです。

先に関節をほぐすことから始めよう!

緊張している筋肉を緩めるために、関節を無理なく繰り返し動かして可動域を改善させるモビライゼーションというものがあります。動きの悪い関節を揺らしたり、回したりなどを繰り返し行うだけで緊張が解け、筋肉が動かしやすくなります。運動前に行う準備運動のように関節を軽く動かすだけですが、これを先にやったのとやってないのとでは柔軟性に大きな差が生じます。

モビライゼーションを行うと次のようなメリットがあります。

・固まった関節周辺の筋肉や腱がほぐれる
・関節の可動域がアップする
・運動機能が回復する
・運動パフォーマンスがアップする

股関節を動かして可動域をアップさせよう!

両脚たおし

①両膝を立てて座り、両手は体の横について足と膝を外側に開く。

両脚たおし
両膝を立てて座り、両手は体の横について足と膝を外側に開く。

②両膝を同時に左右に動かし続け、内股、外股を交互に繰り返す。(余裕があれば上半身はあまり動かさないようにする)

両脚たおし
両膝を同時に左右に動かし続け、内股、外股を交互に繰り返す。

③30往復行う。

ワイパー

①片脚を斜め横に広げ、もう片脚は膝を曲げて座る。

ワイパー
片脚を斜め横に広げ、もう片脚は膝を曲げて座る。

②伸ばした脚の太ももの上に両手を置き、小刻みに捻りながら動かして、足先をワイパーのように左右に揺らす。この時脚は脱力しておく。

ワイパー
伸ばした脚の太ももの上に両手を置き、小刻みに捻りながら動かして、足先をワイパーのように左右に揺らす。脚は脱力しておく。

③30秒程度行ったら反対脚も行う。

やり方動画

 

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君嶋瑠里

君嶋瑠里

2017年、会社員の仕事で心身共に疲弊していた頃、インストラクターの友人の紹介がきっかけで知った綿本彰氏のスタジオを訪れ、師事する。パワーヨガ、ラージャヨガ、その他様々な瞑想法を学び、2018年、同氏の指導者養成講座を修了し、ヨガインストラクターに。日常に活かせるヨガをテーマに実践中。2018年、日本ヨーガ瞑想協会講師登録/2019年、全米ヨガアライアンスRYT200取得



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