【あぐらで膝がおりない人必見】あぐらの膝が床に近づく!1分間のエクササイズ

 【あぐらで膝がおりない人必見】あぐらの膝が床に近づく!1分間のエクササイズ
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伊藤香奈
伊藤香奈
2021-11-22

あぐらで膝が床におりない方、必見!あぐらに関してお悩みの方は、たった1分であぐらが変わる、このエクササイズを試してみて。

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心地よいあぐらは土台から?

日常であぐらで座るときも、ヨガで安楽座や蓮華座で座るにしても、心地よく正しく座るのに1番大切なのは土台の安定です。下半身が安定して座れることで、背骨の伸びや胸の開き、頭が正しい位置に配置され心地よく呼吸ができるという姿勢が作り出されます。柔軟性がないとあぐらでは座れないと言い切りたくはないのですが、あぐらで心地よく安定して座るためには、ある程度股関節まわりの筋肉の柔軟性が必要になると言わざるを得ません。特に股関節周りの筋肉の中でも、お尻周りの筋肉をほぐしていくことをおすすめします。

あぐらを楽にするには内ももを伸ばすだけじゃダメ?

「柔軟性にはストレッチ=伸ばすことが重要でしょ!」とお考えの方はちょっと待って。実は筋肉の柔軟性を引き出すには、伸ばすだけではなく縮めることもバランスよく行う必要があります。その理由は、拮抗筋という考え方。拮抗筋とは一つの筋肉を縮めると逆側の筋肉は伸ばされているということ。例えば肘を曲げる動作の時、腕の表側(力こぶができる側)は筋肉は縮みますが、その裏側の筋肉・二の腕と呼ばれる部分は筋肉が伸ばされています。この「関節を伸ばす・曲げる」の動作が行われている時に、縮む動作に連動して伸ばされる筋肉を拮抗筋と呼びます。あぐらで座るときも、膝を曲げて外に開く動作のために縮む筋肉と伸びる筋肉の両方が起こっています。そのため、縮む側も伸びる側も、どちらの筋肉も硬さがなく柔軟であることが大切なのです。

「伸ばす&縮める」で両方の筋肉にアプローチ

今回ご紹介するのは、股関節を伸ばす&縮めるをセットにした動き。ただ股関節を伸ばすだけではなく、縮める動作も行うことで、縮めたときに反対側の筋肉が伸びるという作用を利用して、筋肉にストレッチを入れることができます。また、逃す&縮めるを繰り返すことで、うどんの麺を打つときのように、弾力性が生まれるという効果も期待できるでしょう。

やり方:

1.足を延ばして座ったら、片足の膝を立てる

あぐら

2.膝を内側ー外側に倒す。内側の時には中心線を超えるようにしっかりと内側に倒し、外側は重力に任せるように軽く倒す(10~20回目安)

あぐら
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3.膝が内側に倒れたところで身体をひねり、キープしてお尻にストレッチを入れながら太ももの内側の筋肉を縮める

あぐら

4.膝を外側に倒し、手で押しながら身体を4と反対側にねじる。内ももにストレッチを入れながら、お尻側の筋肉を縮める

あぐら

あぐらがもっと楽にできるようになりたい!股関節の柔軟性をアップしたい!という方は、股関節ヨガチャンネルも併せてチェックしてみて。 

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