【ぽっこりお腹の原因は背中のコリ?】背中をほぐしてお腹を凹ます3つの脊柱起立筋ストレッチ
最近気になるぽっこりお腹。運動不足のせいだと思っていませんか?デスクワークでパソコンに向かう時間の長い人は要注意!そのぽっこりお腹は、もしかしたら、ガチガチに硬くなった背中が原因かもしれません。今回は、固まった背中をほぐしておなかを凹ます!基本のヨガポーズを元にしたストレッチの紹介です。座りっぱなしの姿勢が長い人、背中だけでなく、肩や腰の疲れが気になる人にもおすすめですよ!
背中のコリがぽっこりお腹に繋がるのはなぜ?
私たちの体には、姿勢を整えるための筋肉がたくさんあります。その中でも特に重要な働きをしているのが脊柱起立筋です。脊柱起立筋は、重力に逆らって姿勢を保つ抗重力筋のひとつ。骨盤から頭蓋骨にかけて背骨の両側についている筋肉で、主に体を伸ばしたり、横にしならせたりする時に使われます。この筋肉が固まると、背骨のしなやかさが失われて血流が滞ります。凝りや疲れを感じるだけでなく、背骨が丸まり骨盤が後ろに傾くため、腹筋が使われず弱くなってしまうのです。その結果、特別太っていなくても、お腹だけが目立つ残念な体形に…。
ぽっこりお腹を解消する3つの脊柱起立筋ストレッチ
背中の張りを和らげて姿勢を整え、お腹を凹ます脊柱起立筋のストレッチを紹介します。3つのストレッチでは、それぞれ筋肉の伸び方が異なります。背骨を中心に背面の広い範囲を意識しながら丁寧に行いましょう!
1.背骨をまっすぐに伸ばすストレッチ
詰まって固まった背骨の間を広げるように、まっすぐに伸ばすストレッチです。腰を反らし過ぎず、背中と同時にお腹の筋肉も伸ばしてみましょう。肩や胸を広げる効果も期待できる基本のヨガポーズ(子犬のポーズ)です。
1.両手を肩の下、両ひざを腰の下についた四つ這いの姿勢になる。
2.息を吐きながら両手を前の床に伸ばし、お尻の位置がずれないようにして胸を床に近づける。
3.背中やお腹の伸びを感じながら、呼吸を繰り返す。
AUTHOR
須藤玲子
2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く